登場から半世紀 世界を変えたフォルクスワーゲン初代「ゴルフ」とはどんなクルマだった? 今でも残る“ゴルフらしさ”とは
1974年3月に登場した初代「ゴルフ」
始まりは「タイプ1」(通称ビートル)が活躍していた時代まで遡ります。

当時、フォルクスワーゲンが長年採用してきたリアエンジン・後輪駆動のタイプ1は、1930年代の登場以来世界中で愛されてきました。
しかし、1970年代に入るとオイルショックや高速道路網の拡充、環境規制の強化といった社会の変化に、ビートルの伝統レイアウトでは対応しきれなくなります。
そこでフォルクスワーゲンは大胆に方針転換を行い、1974年3月に発表したのが、前輪駆動と横置きエンジンを採用した初代ゴルフです。
デザインを手がけたのはイタリア出身のジョルジェット・ジウジアーロ氏。
ボクシーなフォルムを特徴とし、直線基調で前後のオーバーハングを極限まで抑えたスタイルとなっています。
初代ゴルフの全長3899mm×全幅1679mm×全高1410mmでホイールベース2400mmとしながら、車内には広い空間を確保し、300リットルの荷室と分割可倒式リアベンチシートを備えていました。
搭載エンジンは1.1リッター50馬力(37kW)と1.5リッター70馬力(51kW)の4気筒ガソリンで、駆動方式は前輪駆動です。
変速機は標準で4速マニュアルを採用し、当時のオプションで3速オートマチックも設定されていました。
最高速度は50PS仕様で140km/h,70PS仕様で160km/hを記録しています。
丸型2灯ライトやメッシュグリル、水平基調のキャラクターラインといった要素は、現代ハッチバックの原型とも言える先駆的なスタイルとも言えるかもしれません。
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1974年に誕生したフォルクスワーゲン「ゴルフ」は、前輪駆動ハッチバックという革新で大衆車の新基準を打ち立てました。
初代登場から半世紀が経った8代目は、デジタル化と48Vマイルドハイブリッド、進化した運転支援を採り入れ、滑らかで正確なハンドリングとアウトバーン志向の高速安定性をさらに磨き上げています。
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