54年間探してもランボルギーニ初期試作車「LP500」の開いたリトラの写真が1枚もない!? 『カウンタック』の“永遠の謎”に対するネットでの反応とは
カウンタックの“永遠の謎”についてSNSでの反響は?
そのように話してくれたオーナーによると、資料集めなどに時間がかかったので、2019年の年始早々から造り始めてもらい、同年の9月に完成したそうです。

「LP500の走行テストでは、実際にミラーやワイパーを取り付け、冷却用のダクトも付けていたみたいですね。どうやらクラッシュテストのときまで、全部付いていたようです。MR-SとLP500のホイールベースは偶然にもまったく同じで、両方とも2450mmなんですよ。
ショップの人と話した結果、LP400レプリカ用の型をベースに、それを修正しながらLP500に化けさせていきました。問題はLP400からLP500にどう変えるか、ということですね。外装のディテールは、写真とミニカーを参考にして合わせてもらいました」
LP400レプリカのLP500化を進める過程で、どうしても入手できなかった資料があったそうで、それは何なのかを聞いてみたらリトラクタブルヘッドライトを開けている写真が一枚も無かったらしいというのです。
ジュネーブ・モーターショーに展示するショーカーだったので、もしかしたらリトラクタブルヘッドライトの機構を装備していなかった(作業が間に合わなかった?)のかもしれませんが、LP500レプリカ・オーナーは自分で考えた色で前照灯の周囲を彩ることにしました。
「リトラクタブルヘッドライトの中は、往時に撮影された写真がないのでシルバーにしてみました」
LP400はブラックなのでLP500も黒系だった可能性がありますが、ボディカラーと同色となる鮮やかなイエローだったのかもしれないので、想像が膨らみます。皆さんは何色だったと思いますか?
カウンタックの永遠の謎について、SNSではどのような声が上がっているのでしょうか。
SNSでは「LP500のリトラクタブルヘッドライトは、そもそも実装されていなかったのではないか」と推測する声が多く見られました。数年前にランボルギーニが再製作したLP500プロトタイプでも、リトラの開閉機構は再現されておらず、ライトを開いた状態の写真や動画は確認されていないという指摘もあります。また、LP500はサイドウインドーの分割構造や、バタフライ式のフロントワイパーなど市販モデルとは異なる部分があり、そもそもモックアップに近い試作車だったのではないかという意見も見られました。
一方で、「カウンタックは永遠の憧れ」「誰が何と言おうと、カウンタックこそがスーパーカーの王様」「今見てもやっぱりカッコいい」といった称賛の声も多数。300km/hに達する当時の最高速度に驚いたという感想もあり、スーパーカーとしての存在感はいまも色褪せていないことが伝わってきます。
さらに、「クラッシュテスト直後の写真でライト上部が少し開いて内部が見えるものを見たことがある」という証言や、「ヘッドライトベゼルは黒だった」「ボディカラーはイエローだったと思う」といった細部の記憶を語る投稿もあり、“幻のリトラ”に対する関心の高さと、ファンたちの探究心の深さがうかがえました。
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