オヤジ世代は当時、憧れたよね! 53年前に発売されたトヨタ初代「セリカ リフトバック」ってどんなクルマ? そもそも“リフトバック”って何なの?
ファストバック クーペにテールゲートを備えたモデル
いまから53年前、1973年4月にトヨタから「セリカ リフトバック」が登場しました。
どんなクルマだったのでしょうか。また、リフトバックとはどんな意味なのでしょうか。

1970年(昭和45年)12月に登場したトヨタ「セリカ」は、日本初のスペシャルティカーとして知られています。この初代セリカは、「ダルマセリカ」という愛称で知られています。
もともとセリカは2ドアのノッチバッククーペとして誕生しましたが、その派生モデルとしてラインナップに加えられたのが、今回取り上げるセリカ リフトバックです。
当時のトヨタは、このリフトバックの投入について「レジャーの大型化が進む中で、スポーティな走りと余暇を両立する新しいライフスタイルが広がりつつあり、それに応える需要が生まれている」と説明していました。
“リフトバック”という呼称はトヨタ独自のもので、ファストバッククーペに大型のテールゲートを組み合わせたスタイルを指します。
この構造により、現在のハッチバック車と同様、リアシートを倒すことで荷室スペースを広げることができ、実用性にも配慮されていました。
ボディ前半の造形はセリカと基本的に共通していますが、フロントオーバーハングを70mm延長し、リアは20mm短縮。結果として全長は50mm伸び、ロングノーズ&ショートデッキというバランスの取れた美しいプロポーションを実現しています。
なお、このセリカ リフトバックの原型は、1971年(昭和46年)の東京モーターショーに「SV-1」の名で出展されたコンセプトカーでした。
ショーで大きな注目を集めたSV-1は、市販化への期待が高まり、一部に変更は加えられたものの、ほぼそのままのスタイルでセリカ リフトバックとして発売されることになります。
エンジンは1.6リッターと2リッターの2種類が用意され、それぞれにOHVとDOHCが設定されていましたが、とりわけ人気を博したのが、2リッターDOHCを搭載した「2000GT」です。
このモデルに搭載された18R-G型エンジンは、トヨタ マークII GSS譲りのユニットで、ソレックス40PHHキャブレターをツインで装着。最高出力145ps、最大トルク18.0kgmを発揮しました。
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