朝6時まで営業! 新宿で働く人たちの元気の源であり続ける「とんかつにいむら本店」の“胃もたれしにくいトンカツ”が生まれた理由とは

あの『昭和の歌姫』がコマ劇場公演時に毎日取り寄せた「丸ヒレかつ定食」
ロースと並ぶ人気のヒレカツ。ヒレ肉の塊をカットしたものではなく、球体の肉を半分に割ったような、とても食べやすい形をしています。
「実はこの丸ヒレかつですが、昭和の歌姫とも呼ばれた大スターが、コマ劇場で公演する際、毎日お付きの方が買いに来てくれたんですよ」
歌舞伎町の真ん中にあった新宿コマ劇場。2008年に惜しまれつつなくなりましたが、昭和の大スターたちが公演をおこなう演歌の殿堂でした。なるほど、ここで買えば、あったかいカツを楽屋で食べられたんだろうなぁ。

季節限定がいつからか通年のメニューになった「ロースかつカレー」
「一般的なカツカレーの場合、揚げてあるトンカツとカレーを注文が入ったらゴハンに乗せてルーをかけて、とすると思うんですが、うちはトンカツの店なので、注文が入ってから揚げます。なので作りたてのカツが乗ったカツカレーが食べられるんですよ」と武寛さん。
カレーのルーはとろっとろで、全ての食材が溶け込んだ、いわゆる具なしカレー。「カツとのバランスを考えた、カツカレー専用のルーですね」。
確かに、程よく辛味がきいていて、豚肉本来の甘味というか旨味としっくりくる。絶妙のバランスです。
ちなみにかつカレーもキャベツのおかわりOK。キャベツの千切りをソースで楽しむかルーで楽しむか。おかわりして2つの味を存分に楽しみたい!

最近では外国人観光客も多いだけではなく、ツアーの団体客も多く訪れるそうで、「新宿のど真ん中で、30人が一気に入れる店ってほとんどないですからね、ここで食事して、それから観光や買い物にいくお客様が多いんですよ」。なるほど。
そして壁に貼られていたのは、アクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』の1シーンで、店をバックに登場人物が写っているもの。思いっきり「とんかつ にいむら」って出ちゃっている!
龍が如くの舞台「神室町」のモデルに歌舞伎町がなっているのは知っていたけれど、本当のお店を出しちゃっているとは! ゲーム好きの聖地巡礼の場所にもなっているようです。
「親から子、子から孫にと3代、4代で通っていただくお客様がいたり、また『何十年ぶりに食べに来たよ』と言っていただくお客様もいて、『変わらない味だね』と褒めていただくこともあります。そういう時は本当に嬉しいですね」と店主。
新宿に遊びに来た人はもちろん、新宿で遅くまで働く人たちのお腹もずっと満たしてきた「とんかつ にいむら」。オーブンで仕上げているからこそ、胃もたれせず、歳を重ねても食べられる優しさいっぱいのトンカツでした。
とんかつ にいむら 本店
住:東京都新宿区歌舞伎町1-23-10
TEL:03-3200-5900
営:10:30〜翌6:00、木曜〜翌2:30(LO各60分前)、ランチ〜16:00(LO)、土日祝〜14:00(各LO)
休:なし
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