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“世界で最も売れているスポーツカー”が原点回帰!? 5リッターV8を搭載したフォード「マスタング」にレトロでカッコいい「FXパッケージ」登場!

5リッターV8の刺激と“懐かしの美学”が融合した特別仕様

 米国フォードは2025年6月8日、2026年型「マスタング」のGTプレミアムに、1980年代のスタイルを現代流にアレンジした「FXパッケージ」を発表しました。

アドリアティック・ブルー・メタリックのボディに白のアクセントが映える、マスタングGTプレミアムの「FXパッケージ」
アドリアティック・ブルー・メタリックのボディに白のアクセントが映える、マスタングGTプレミアムの「FXパッケージ」

 FXパッケージは、かつて「フォックス・ボディ」と呼ばれた世代からインスピレーションを得た特別仕様車で、搭載されるのは自然吸気の5リッターV8エンジン。6速MTまたは10速ATを選択でき、マスタングらしい豊かなパワーとサウンドを体感できます。ベースとなる「GTプレミアム」はすでに高性能なグレードですが、このパッケージでは走行性能に手を加えるのではなく、視覚と感性に訴える演出が重視されています。

 エクステリアでは、フロントグリルやGTバッジ、19インチホイールなどに白いアクセントを配し、レトロな印象を強調。とくに専用ホイールは、空力性能を意識したターボファン風デザインが採用され、クラシカルかつ個性的な仕上がりとなっています。また、ボンネットやサイドにも細かな専用デカールがあしらわれ、往年のスタイルを現代的に再構築しています。

 ボディカラーには、新色の「アドリアティック・ブルー・メタリック」や、久々の復活となる「オレンジ・フューリー・メタリック」などが用意され、白いディテールとのコントラストで鮮烈な存在感を放ちます。ほかにも定番カラーとの組み合わせも選択可能で、オーナーの個性を反映できるよう配慮されています。

 インテリアには、ブラック&ホワイトの2トーンレザーに、グレーの格子柄インサートやブルー系ステッチを組み合わせた専用デザインを採用。クラシックなロゴやフォントもあしらわれており、“レトロでカッコいい”世界観が細部まで演出されています。操作系は現行型そのままながら、ディテールに込められた遊び心がマスタングの伝統を語りかけてくるかのようです。

 このFXパッケージは、GTプレミアムのクーペおよびコンバーチブルに設定され、パフォーマンスパッケージとの併用も可能。米国での注文受付は2025年6月下旬ごろの開始が予定されており、価格は追って明らかになる見通しです。

Gallery 【画像】この“カッコよさ”に惚れる! フォード「マスタングGTプレミアム」のFXパッケージを写真で見る(25枚)

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