単なる復刻にあらず!? 創業250周年の節目に蘇ったパイロットウォッチ、ブレゲ「タイプ XX 2075」の新しい魅力とは
38mm径ゴールドケースでオリジナルモデルの意匠を継承
ブレゲより、伝説的なパイロットウォッチの名作に材を得た新作「ブレゲ タイプ XX クロノグラフ 2075」が登場。
あらゆる面においてメゾンの歴史と矜持が宿る、アニバーサリーにふさわしいタイムピースです。
「タイプ 20/タイプ XX」とは、1950年代初頭にフランス空軍の要請を受けて製作されたブレゲの伝説的なクロノグラフのこと。厳格な軍用規格を満たすこの時計は多くのパイロットの相棒として活躍、特に海軍航空隊向けの「タイプ XX」は民間用時計としてさまざまなモデルへと派生していきます。

歴史的に大きな意味合いのあるこのモデルは現代においても愛好家の間で高い人気を誇り、近年では2023年に第4世代に当たる「タイプ XX 2067」としてリバイバルしていますが、そんな「タイプ XX」の最進化形として登場するのが今回ご紹介する「タイプ XX 2075」。
1955年にゴールド素材をまとってごく少数のみ製造された“No.1780”を、現代の時計製造技術によってオリジナルモデルに回帰したデザインで復刻させたモデルです。
真っ先に注目すべきはそのサイズ。42mm径とかなり大きめサイズだった「2067」に対して、新作のケースは38.3mm径とかなりコンパクト。
また自動巻きムーブメント搭載の「2067」に対し、新モデルでは手巻きムーブメントを搭載することで、オリジナルに忠実なクラシカルな佇まいを実現しています。
歴史的な空の冒険を彫金で描き出した華麗なムーブメントは必見
またダイヤルに使用された素材にも触れておきたいところ。
“No.1780”に倣いブラックダイヤルを採用したモデルでは、ダイヤルの素材に成分の95%にアルミニウムを用いたジュラルミンを採用しますが、これは創業者アブラアン-ルイ・ブレゲの5代目の子孫であり、航空分野の発展に尽力したルイ-シャルル・ブレゲに対するオマージュ。
表面に酸化アルミニウムの皮膜を施す陽極酸化の技法によって、奥行きのある美しい色合いと耐久性を獲得しています。

一方、ブラッシュ仕上げによる繊細な輝きと外周に備えたタキメータースケールがクラシカルなシルバーモデルでは、こちらも歴史的なモデルである“No.1790”の意匠を再現。
いずれのモデルも、ダイヤルの7時半の位置に控えめに刻まれた“”AL“Ag925”の文字が、本作の素材へのこだわりを静かに主張します。
ムーブメントには、5Hzの高振動とフライバック機能を備えた“キャリバー728”の手巻きバージョンを初めて採用。ブラックモデルでは3時位置に15分積算計を配した“キャリバー7279”、シルバーモデルでは3時位置に30分積算計を配した“キャリバー7278”を搭載します。
華やかなブレゲゴールドで彩られたムーブメントの姿はケースバック越しに愛でることが可能、表面に丁寧な手仕事で施された大西洋を横断するブレゲXIXの機体、1930年当時のパリ〜ニューヨーク間の飛行経路と各大陸の沿岸を描き出した彫金は必見です。
時計としての機能性はもちろん、素材や装飾にも深い意味が込められた本作は、単なる復刻にとどまらないもの。ブレゲ250年の歴史と矜持が随所に宿るスペシャルモデルです。
●製品仕様
「ブレゲ タイプ XX クロノグラフ 2075」
・品番:2075BH/99/398(ブラックダイヤル)/2075BH/G9/398(シルバーダイヤル)
・価格(消費税込):596万2000円/621万5000円
・ケースサイズ:38.3mm径・13.2mm厚
・ケース:18K ブレゲゴールド
・ブレスレット:カーフレザーストラップ 18K ブレゲゴールド アルディヨンバックル
・ムーブメント:手巻きクロノグラフ キャリバー7279/7278(共にフライバック機能装備。cal.7279は15分積算計、cal.7279は30分積算計とタキメーターを搭載)
・駆動時間:パワーリザーブ60時間
・防水性能:5気圧
・限定数:シルバーダイヤルモデルのみ世界250本限定
・発売時期:2025年6月
VAGUEからのオススメ
ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】