世界限定460台のうち、日本に100台も割り当て！

　メルセデス・ベンツ日本は2025年7月11日、1980年代の初代「Gクラス」を彷彿とさせる特別仕様車「G450d Edition STRONGER THAN THE 1980s（G450d エディション・ストロンガー ザン ザ 1980s）」を発表しました。

　Gクラスの原点ともいえる初代「W460」に着想を得たこの限定モデルは、Gクラス累計生産50万台を記念して世界で460台のみが製造されました。そのうち日本市場には100台が割り当てられ、2025年7月17日まで抽選販売の受付が行われています。

　ボディサイズは全長4680mm×全幅1930mm×全高1980mmで、ホイールベースは2890mmです。

　最低地上高は230mm、荷室容量は575リッターから2010リッターとされ、日常利用にも十分な実用性を確保しています。

　エクステリアは、当時の雰囲気を再現した3色のソリッドペイントが目を引きます。「MANUFAKTURアガベグリーン」（55台）、「MANUFAKTURクリーミーホワイト」（25台）、「MANUFAKTURコロラドベージュ」（20台）という展開で、いずれもクラシックな魅力を放つ特別カラーです。さらに、1980年代当時のGクラスを思わせるオレンジ色のウインカーやマットブラック仕上げのバンパー、18インチの5スポークホイールなど、細部までこだわり抜かれています。

　インテリアでは、チェック柄のグレーファブリックとブラックレザーを組み合わせたシートが特徴。助手席のグラブハンドルには「STRONGER THAN THE 1980s」の文字、センターコンソールには「1 of 460」のシリアルナンバーが刻まれ、所有する喜びを際立たせます。

　イルミネーテッドステップカバーには、Gクラスの聖地・ショッケル山の地形を刻印。各カラー専用の“Schöckl Proved”バッジも装備されます。さらに、最新の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」やMBUXインフォテインメントシステムも標準装備され、快適性や安全性にも抜かりはありません。

　パワートレインには、ISG（インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター）を組み合わせた3リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。最高出力は367馬力・最大トルクは750Nmを発揮し、オンロード／オフロード問わず高い走行性能と環境性能を両立しています。

　また、オールテレインタイヤやリアマッドフラップ、「G」ロゴ入りプロジェクターなどを備えた“プロフェッショナルライン”仕様として、オフローダーとしての本質も存分に堪能できます。

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　今回発表された特別仕様車の消費税込みの車両価格は2700万円です。なお、ボディカラーのMANUFAKTURアガベグリーンを選択した場合は、オプションとして別途100万円（税込）となります。納車は2025年7月下旬以降を予定。抽選申し込みは全国の正規販売店で受付中です。