アイス性能をさらに向上! ヨコハマの新スタッドレスタイヤ「アイスガード エイト」発表 氷上制動性能は14%アップ
氷上制動性能14%、氷上旋回性能13%さらに向上
横浜ゴムは2025年7月17日、乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 8(アイスガード エイト)iG80」を発表、同年9月1日より順次発売します。
タイヤサイズは14インチから21インチ、35シリーズから70シリーズまで全71サイズで、価格はオープンプライスです。

アイスガードは、2002年に登場したヨコハマの乗用車用スタッドレスタイヤで、今回登場した新商品アイスガード エイトは第8世代となります。
アイスガード エイトは氷上性能を革新的に高める、冬用タイヤ新技術コンセプト「冬テック」を採用した第1弾商品です。
冬テックは「接触の密度(氷とゴムの接触点)」と「接触の面積(路面とタイヤの接触の面積)」の2つの視点において冬の路面との「接触」を最大化する技術で、これまで採用してきた技術では難しかったレベルでの氷上性能の革新を実現、冬の走行で最も危険な凍結路面でのドライブをサポートします。
コンパウンドには、新開発の「冬ピタ吸水ゴム」を採用。基盤となる素材を一新し、従来よりも小型化した天然由来素材「水膜バスター」を高密度に配合。氷が滑る原因となる水膜を吸水する力を向上し、氷上での「接触の密度(氷とゴムの接触点)」を従来品のコンパウンドに対し63%増加することで、氷上性能を向上しています。
トレッドパターンはAI活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」のAI技術とシミュレーション技術を活用し開発。氷上路面と雪上路面との「接触の面積」を追求することで、氷に効く路面とタイヤの実接地面積を従来品比8%増加、ブロック剛性を7%高めた専用トレッドパターンを開発し、氷上性能を大幅に向上しています。
これらの技術を採用した結果、従来品であるアイスガード セブンに比べ、氷上制動性能を14%、氷上旋回性能を13%と大幅に向上するとともに、雪上制動性能も4%向上しています。加えて、ドライ・ウェット性能をそれぞれ3%向上し静粛性能も向上。ころがり抵抗と耐摩耗性能は従来品同等レベルを維持しており、冬のさまざまな路面で高い性能を発揮します。
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7月17日に開催されたアイスガード エイトの新商品発表会では、同時に新テレビCMも発表されました。
「iceGUARD 8誕生」編と「iceGUARDブランド」編が会場に流れた後、CMに出演する女優の吉岡里帆さんも登壇、トークショーも開催されました。
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