VAGUE(ヴァーグ)

40周年を迎えたスズキのスーパースポーツ「GSX-R」“衰え知らずの魅力”とは? 車名のルーツは国内向けモデルだった? 7月31日に「新情報」発表へ

レースシーンを席巻したスズキの「GSX-R」シリーズ

 スズキのスーパースポーツバイクとして輝かしい実績を残してきた「GSX-R」シリーズ。その40周年を記念し、新たに特設サイトがオープンしました。

スーパースポーツバイクとして輝かしい実績を残してきた「GSX-R」シリーズの40周年を記念し、スズキが特設サイトを開設
スーパースポーツバイクとして輝かしい実績を残してきた「GSX-R」シリーズの40周年を記念し、スズキが特設サイトを開設

 初代モデルである「GSX-R750」が誕生したのは1985年のこと。スズキが耐久レースなどで培ったノウハウをフィードバックしたモデルで、フルカウルに独自の油冷エンジンを搭載し、高い運動性能で人気を博しました。

 当時は、エンジンの高性能化を受けて水冷エンジンが台頭していた時代でしたが、スズキは軽量であることを重視して油冷エンジンを採用。アルミ製のダブルクレードルフレームの採用もあって、初代「GSX-R750」の乾燥重量は179kgという軽さを誇りました。

 初代「GSX-R750」はル・マン24時間耐久レースで優勝を飾るなど、優れた耐久性も証明。ヨーロッパ市場を中心に高い評価を確立します。

 そして初代「GSX-R750」の誕生から1年後となる1986年には、さらに排気量の大きい「GSX-R1100」が登場。デザインや基本コンセプトは「GSX-R750」と同様で、こちらも油冷のエンジンを搭載していました。

 最高出力は初代「GSX-R750」の77psに対して「GSX-R1100」は130psを発生。乾燥重量は197kgと軽量で、当時の“世界最速”モデルとして一時代を築きます。

 ただし、この時代のスーパーバイク選手権は排気量の上限が750ccであったことから、レースシーンでの活躍の場は限られていました。

 一方、「GSX-R750」は毎年のようにブラッシュアップが施され、1986年には全日本ロードレース選手権でのチャンピオン獲得を記念した限定車が登場。シングルシートや乾式クラッチを装備し、国産バイクで初めて販売価格が100万円を超えたモデルとしても話題となりました。

 1988年にはフルモデルチェンジで2代目へ。翌1989年には車名の最後に「R」のついた「GSX-R750R」も限定発売されました。この「GSX-R750R」は、エンジンも専用設計となるなど力の入ったモデルでした。

 1992年にはエンジンが水冷に。1994年には強制開閉式のTMRキャブレターを採用した「GSX-R750SP」も登場します。

 1996年にはフレーム構造なども一新。1998年モデルではフューエルインジェクションを採用するなど進化を続けますが、2001年からスーパーバイク選手権の排気量上限が1000ccとなったことで、レースシーンでの活躍は「GSX-R1000」に譲ることとなりました。

 そして、2001年に登場した「GSX-R1000」は160psを発生。その後もモデルチェンジを繰り返し、2017年に登場したモデルは202psにまでパワーアップを果たします。

 レースシーンでも活躍を続けており、2024年からは「チームスズキCNチャレンジ」として鈴鹿8時間耐久レースにも参戦しています。

●ネーミングのルーツは国内モデルにあった!?

 大排気量の「GSX-R」シリーズは海外市場向けに開発されたこともあって、当初は海外で高い評価を受けてきました。

 しかし、最初にこの車名を採用したのは、1984年に日本国内で発売された400ccのモデル「GSX-R」でした。

 その後、車名は「GSX-R400」に変更されますが、この初代モデルのインパクトは大きく、59psという最高出力は、その後、国内での自主規制値上限となります。

 乾燥重量も152kgと軽量で、現代の目で見ても十分にハイスペック。当時を知るライダーなら、記憶に残る人も多いことでしょう。

 国内でも「GSX-R」シリーズは高い人気を獲得しましたが、今は残念ながら、現行モデルとして国内販売されているのは「GSX-R125」のみとなっています。

 実際に乗ってみると、137kgと非常に軽量で高回転まで気持ちよく回るエンジンとの組み合わせもあって楽しさを感じられます。そんな特製を活かした、より排気量の大きいモデルが登場するのを待ち望む声も小さくありません。

 世界的には累計で120万台を超える生産台数を記録している「GSX-R」シリーズ。特設サイトは各モデルの歴史に加えて、歴代開発者のインタビュー、今後開催されるイベント情報など、順次コンテンツが追加される予定です。

 そんななかグローバルサイトでは、2025年7月31日にスペシャルニュースがあると告知されています。スズキファンならずとも期待を抱いてしまうところです。

Gallery 【画像】「えっ!…」人気バイクが40周年! これが栄光のスズキ「GSX-R」シリーズです(16枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介

VAGUEからのオススメ

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

RECOMMEND