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海外旅行先で病気になったら「6415万円」請求された!? 日本とはケタ違いの海外での治療費 リスクを最小限にするにはどうする?

病気や怪我によっては多額の費用が請求されることも

 海外旅行は、食事から文化まで、ふだんの国内での生活とは異なるさまざまな体験が味わえる機会です。

 ただそうした“違い”のなかには、ネガティブなものも含まれています。その代表例が、医療にかかわる費用です。

夏休み期間に海外旅行を計画している人も多いはずだが、万が一のための「海外旅行傷害保険」はどうすればいい?
夏休み期間に海外旅行を計画している人も多いはずだが、万が一のための「海外旅行傷害保険」はどうすればいい?

 国内での病気やケガは「国民皆保険制度」の恩恵により、治療費の本人負担は一部に留まります。また高度な医療を受けても「高額療養費制度」により支払いは一定額に抑えられます。

 しかし海外旅行中に病気やケガをした場合は、現地での病院から請求される治療費が日本とは桁違いの「天文学的」な金額になることもありうるのです。

 2025年7月15日に「ジェイアイ傷害火災保険」が発表した「2024年度 海外旅行保険事故データ(2024年4月〜2025年3月)には、そうした海外での病気やケガでの治療費、救援費用などで、支払った保険金が高額になった例が列挙されています。

 以下にそのトップ3を見ていきましょう。

 第3位は、台湾を訪ねた旅行者が息苦しさを訴え救急車で搬送されたケースです。この旅行者は、心筋梗塞、肺水腫と診断され、医師、看護師が付き添って医療搬送、86日間の長期にわたる入院となりました。さらに家族が現地に赴いたこともあり、3293万円の保険金支払いとなりました。

 第2位は、アメリカで体調不良を感じた旅行者のケースです。この旅行者は病院で処方された薬で様子を見るも回復せず、あらためて検査したところ脳内出血と判断されました。手術が必要で22日間入院し、支払保険金は5409万円となっています。

 そして第1位もアメリカでの事例です。喉と首の痛みで受診したところ、咽後膿瘍で一刻を争う状況と診断され、すぐにチャーター機で設備の整った医療機関に搬送されました。そして26日間の入院となり、家族も現地に駆け付けました。支払保険金は6415万円です。

 つまりいずれのケースでも「家一軒を買えるレベルの費用」が保険で賄われたことがわかるでしょう。

 こうした例を見て、「それは一部、まれな病気によるケース」と思われる人も多いかもしれません。

 しかし同社によると、支払保険金300万円以上となった事故は世界各地で起きています。

 たとえば日本では、骨折で手術を受けたとしても高額療養費の対象となり、10万円程度の負担で済みますが、海外ではその治療費が高額になります。

 今回発表されたデータでも、支払保険金が「転倒して足関節開放性脱臼骨折、大腿骨転子部骨折、手術が必要となり1540万円(カンボジア)」「大腿骨骨折で10日間入院、手術し731万円(フランス)」「大腿骨頸部骨折で657万円(シンガポール)」「足関節捻挫、距骨剥離骨折で644万円(アメリカ)」と、日本とは桁違いの費用負担が発生する例が珍しくないのです。

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