販売価格は新車時の2倍以上!? “地上最速”のブガッティ「シロン・スーパースポーツ300+」を高級車専門マーケットで発見 ネットに寄せられる反響とは
1600馬力の“地上最強のスーパーカー”
高級品専門の国際マーケットプレイス「ジェームズ エディション」に、世界限定30台のブガッティ「シロン・スーパースポーツ300+」が登場しました。
この車両に対して、ネットではさまざまな反響が飛び交っています。

ブガッティのシロン・スーパースポーツ300+は、市販車世界最速クラスの限定車です。“地上最速”の称号を得たのは、今から約6年前の2019年にさかのぼります。
この年、ブガッティは創立110周年を記念した特別イベントの場で、シロン・スーパースポーツ300+のプロトタイプを公開。
フォルクスワーゲングループが所有するドイツの高速テストコース「エーラ・レッシエン」にて、オフィシャルドライバーのアンディ・ウォレス氏がテスト走行を実施。公道走行可能な生産モデルとして、初めて時速300マイル(約480km/h)の壁を超え、最終的に490.484km/hという世界最速の記録を打ち立てました。
搭載されるのは8リッターW型16気筒+4ターボエンジンで、最高出力は、ベースとなるシロンのプラス100馬力となる1600馬力を発揮します。
エクステリアはジェットオレンジのレーシングストライプをあしらったカーボンファイバーボディで、極めてレーシーかつ上質な雰囲気を醸成。ホイールには超軽量マグネシウム素材を採用し、全体の軽量化と運動性能の両立を実現しています。
インテリアにはブラックのレザーとアルカンターラが組み合わされ、オレンジのアクセントステッチが施されることで、外装との一体感を演出。
ダッシュボードやセンターコンソールには専用のカーボンパネルが装備され、レーシングマシンさながらの雰囲気を醸し出しています。
ドア開口部には「Super Sport 300+」のロゴがLED照明で浮かび上がります。今回出品された車両は2022年式、走行距離はわずか51km。新車同然の極上個体であり、まさに“動く芸術品”とも呼べる存在です。
細部までダークトーンで統一された「ノクターン」仕上げや、シルバー×ブラックのエナメル製「マカロン」ロゴも特別モデルならではの装備です。
0-100km/h加速は2.4秒、最高速度はリミッター制御下でも440km/hに達します。7速DCTと4WDシステムにより、強大なパワーを路面に余すことなく伝達。走りのパフォーマンスはまさに“地上最速”の名にふさわしい仕上がりになっています。
さらに、パワートレインや空力制御に関わる各種ソフトウェアも、記録車両に準じて最適化されています。まさに「量産車の限界を押し広げた」存在といえるでしょう。
●気になる販売価格とネットでの反響とは?
そんな2022年式ブガッティ「シロン・スーパースポーツ300+」について、ネット上ではさまざまな反響が見て取れます。
「300km/h超えても余裕で針が進んでいくのマジでえぐい」、「吹かした時の音が唸り声みたいですごい好き」、「シロンのデザインは文句なしにカッコいい」といったポジティブな意見が多数見られます。
一方で、「危ないので、空飛んで下さい」、「金はあってもそれを運転できる技術は無い」といった声もあり、賛否が分かれているようです。
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新車時には350万ユーロ(当時の日本円で約4億2000万円)で販売され、即完売。今回登場した個体は、販売価格が650万ドル(日本円で約9億5550万円)と、新車時の2倍以上に達しています。
このプライスタグは、シロン・スーパースポーツ300+が「唯一無二」の存在であることを如実に物語っているといえるでしょう。
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