運転時はヘルメットがマスト? 限定499台のフェラーリ「モンツァSP2」が米国の高級車専門マーケットに登場 V12エンジンを積む“スゴいスーパーカー”の価値とは
“イーコナ”第一弾の2シーター・バルケッタ
高級品専門の国際マーケットプレイス「JamesEdition(ジェームズ エディション)」に、フェラーリ「モンツァSP2」が登場しました。販売元はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置く高級車ディーラーで、出品された個体は2021年式で走行距離0kmの極上コンディションを誇ります。

モンツァSP2は、フェラーリが2018年9月に発表した限定シリーズ「イーコナ(Icona)」の第一弾として誕生した2シーター・バルケッタです。往年のレーシングカーをモチーフに、現代の最先端技術を惜しみなく投入して設計されたことが最大の特徴で、ピュアなドライビング体験と造形美を高次元で融合させています。
このモデルは、1950年代に活躍した「750モンツァ」や「250モンツァ」などの伝説的マシンに着想を得ています。特に、ルーフもフロントウインドウも持たない純バルケッタ形状は、当時のレーシングスピリットを色濃く反映し、走行時には風と一体になるような感覚をドライバーに提供します。ボディ全体には軽量かつ高剛性なカーボンファイバーを採用し、一体成形のボンネットやエアロダイナミクスを考慮したフェンダー形状など、細部まで徹底的に作り込まれています。
パワートレインは「812スーパーファスト」直系の6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンで、最高出力810馬力を発生。トランスミッションは素早い変速を可能にする7速DCTを組み合わせ、0-100km/h加速はわずか2.9秒、0-200km/hも7.9秒という驚異的なパフォーマンスを誇ります。
最高速度は300km/hを超えるとされ、屋根もフロントウインドウもないバルケッタとしては異例の性能です。さらに、高速走行時の快適性を確保するため、フロントカウル形状に組み込まれた「バーチャル・ウインドシールド」が採用され、乗員への気流を巧みにコントロールします。
このようにモンツァSP2は、伝統と最新技術を融合させた“走るアート”として仕上げられており、見る者を魅了すると同時に、ドライバーに唯一無二の体験をもたらす特別な存在となっています。
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