“マクラーレンF1”の生みの親 ゴードン・マーレーが新ブランド「GMSV」を設立!ル・マン30周年を記念したスーパーカー「S1 LM」と「ル・マンGTR」世界初公開
サーキット志向の「ル・マンGTR」とゴードン・マーレーの哲学
一方、同時に公開されたGMSV ル・マンGTRは、よりサーキット指向の性格を持つ究極のスーパーカーです。

GMSV ル・マンGTRは、ゴードン・マーレーが手掛けた往年のロングテール・レーシングカーを現代に蘇らせたかのようなモデルです。ポルシェ「917」やアルファ・ロメオ「Tipo33/3」といったル・マンの名車をオマージュしながらも、最新の空力技術によって磨き上げられました。低く構えたシルエットと長く伸びるリアセクションは、見る者に強烈な印象を残します。
搭載されるのは、S1 LMと同じ専用開発の4.3リッター V型12気筒自然吸気エンジンです。高回転域まで一気に吹け上がるフィーリングは圧巻で、ロングテール形状が生み出す強大なダウンフォースと組み合わさることで、サーキットでも卓越したパフォーマンスを発揮します。また公道走行も可能とされ、まさに“走るための芸術品”と呼ぶにふさわしい仕上がりです。
GMSV ル・マンGTRの生産台数はわずか24台に限定され、すでに完売。さらに販売方法はオーナーとのマッチングによって行われ、ゴードン・マーレーの哲学を理解した者だけが手にできる仕組みとなっています。極めて希少でありながらも、単なるコレクション目的にとどまらず“走らせるためのクルマ”としている点も、このモデルの価値を際立たせています。
ゴードン・マーレーはかねてから「軽量・美・走りの純度」という哲学を掲げてきました。その思想はS1 LMとル・マンGTRの細部にまで宿っており、どちらも単なるスペック競争の産物ではなく、純粋にドライバーを魅了する存在です。1995年のル・マン総合優勝から30年。ペブルビーチで披露された2台のスーパーカーは、ゴードン・マーレーが再びスーパーカーの未来を切り拓こうとしていることを強烈に印象づけました。
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