“マクラーレンF1”の生みの親 ゴードン・マーレーが新ブランド「GMSV」を設立!ル・マン30周年を記念したスーパーカー「S1 LM」と「ル・マンGTR」世界初公開
ル・マンのスピリットを受け継ぐ公道仕様の「GMSV S1 LM」
スーパーカー界の巨匠、ゴードン・マーレーは2025年8月15日、米国カリフォルニア州ペブルビーチで開催された「モントレー・カーウィーク2025」において、新ブランド「Gordon Murray Special Vehicles(ゴードン・マーレー・スペシャル・ビークルズ/GMSV)」を立ち上げ、その第一弾となる「GMSV S1 LM」と「GMSV Le Mans GTR(ル・マンGTR)」の2台のル・マンオマージュ・スーパーカーを世界初公開しました。

ゴードン・マーレー氏といえば、伝説的なスーパーカー「マクラーレンF1」を生み出したデザイナーで、レース仕様の「マクラーレンF1 GTR」は1995年のル・マン24時間レースで総合優勝を飾りました。その偉業から30周年を迎えた節目に、自身の名を冠した新ブランド「GMSV」を立ち上げ、再び世界の注目を集めました。
GMSVは、すでに高い評価を得ている「Gordon Murray Automotive(ゴードン・マーレー・オートモーティブ/GMA)」の姉妹ブランドで、GMAがプレミアムなハンドビルト市販車を手がけるのに対し、GMSVはワンオフの特注車や少量限定のスペシャルモデル、さらには過去の名車を現代的に再解釈したヘリテージモデルを展開します。世界中の熱心なコレクターや愛好家の要望に応えるべく誕生したブランドであり、ゴードン・マーレーのレーシングスピリットとクラフトマンシップをより自由に表現する場となっています。

今回の舞台となったのは、米国カリフォルニア州ペブルビーチで開催された「モントレー・カーウィーク2025」。そのプログラムのひとつである「The Quail, A Motorsports Gathering(ザ・クエイル、モータースポーツギャザリング)」で、2台の特別なスーパーカーが世界初公開されました。
まず披露されたのが「GMSV S1 LM」です。モデル名の“LM”はル・マンを示すと同時に、“Special One(スペシャル ワン)”という意味も込められた特別な存在。カーボンファイバーを駆使した軽量ボディにレーシングカー譲りのエアロパーツを組み合わせ、公道を走行できるロードゴーイング・スーパーカーとして仕立てられています。外観は流麗かつ攻撃的で、見る者に圧倒的な存在感を与えます。
心臓部には専用開発の4.3リッター V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力は700馬力以上。レブリミットは驚異の12100rpmに達し、まさにレーシングカーさながらのフィーリングを実現しました。さらにインコネル製エキゾーストには18金の断熱材を使用するなど、細部に至るまでマーレーのこだわりが息づいています。かつてのマクラーレンF1が持っていた“走りの純度”を、公道仕様のスーパーカーとして再解釈した一台。それがS1 LMなのです。
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