「ブルーなトレイン」なのに寝台列車じゃない! “10時打ち”でも予約困難な大人気夜行列車「ウエストエクスプレス銀河」が新たに“紀南コース”始動 ネットでの反響とは
紀南を“まるごと”味わう観光列車が運行開始!
JR西日本の観光特急「WEST EXPRESS 銀河」が、2025年8月25日に京都と和歌山・紀南エリアを結ぶ「紀南コース」の運行を開始しました。

WEST EXPRESS 銀河(ウエストエクスプレス銀河)は、JR西日本が2020年から運行している観光特急で、西日本各地を結ぶ役割を担っています。
車体は深い藍色を基調とし、内装には木材や畳を取り入れた落ち着いた雰囲気を備え、長距離移動を快適に過ごせる空間を意識してデザインされています。
また、座席はリクライニングシートからクシェットまで複数のタイプが用意され、グループや家族、ひとり旅まで多様な利用に対応。
そして運行スタイルも特徴的で、昼行と夜行の二本立てを設定し、移動時間そのものを旅の一部として楽しめる設計となっています。
その運行本数の少なさ、そして“特別な列車”であることから、ウエストエクスプレス銀河のきっぷは人気を集めており、とくにグリーン車については発売開始とともに売り切れるなど、“プラチナチケット”化している状況です。
今回新たに設定された「紀南コース」は、京都と和歌山の紀南地方を結ぶルートです。
期間は2025年8月25日から10月29日までで、夜行列車は京都・大阪方面から和歌山県新宮へ、昼行列車は新宮から京都方面へと走ります。
また、沿線の各駅や車内では、地域にちなんだ“おもてなし”が多数企画され、観光列車ならではの魅力を高めています。
たとえば夜行列車では、和歌山駅停車中に地元食材を使った「冷やし和歌山ラーメン」を味わえる特別販売や、串本駅での橋杭岩観光バスの臨時運行、さらに新宮駅到着後の熊野速玉大社ガイドツアーなど、到着前から地域体験を組み込む工夫が凝らされています。
さらに、朝食には紀州梅真鯛やジビエを盛り込んだ弁当が用意され、旅の始まりを地元の味覚で迎えることができます。
一方の昼行列車では、4号車フリースペースで開かれる「銀河熊野マルシェ」をはじめ、串本・周参見での特産品販売、紀伊田辺駅での特産品ふるまいや学生によるパフォーマンスなど、道中を盛り上げる催しが展開されます。
車内ではジオパークガイドによる解説やアロマ体験、イセエビふれあい体験などが特定日に実施されるなど、単なる移動手段を超えた時間が提供されます。
さらに、海南駅では名産の鱧を使った棒寿司や杮寿司が予約制で販売されるなど、食文化に触れる機会も充実しています。
また、女性専用設備に和歌山産のアメニティを設置するなど、細部に至るまで地域と結びつけた工夫が散りばめられている点も特徴です。
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