レクサス初のEV「UX300e」が2025年11月で生産終了! 全長4.5mのミドルSUVタイプ電気自動車終了 に対する販売店への反響とは
販売店では問い合わせが相次ぐ一方で、新型の可能性も噂されている
では、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

都内のレクサス販売店の担当者は、次のように話します。
「10月の頭ごろまでに、ご注文ならびにお申し込み金の振り込みまで完了できるようであれば、まだ注文は可能でございます。
このように生産終了の発表があったため、本モデルに対するお問い合わせはやはりそれなりにいただいております」
一方、関西圏の販売店の担当者は次のように話しています。
「そんなに多いわけではありませんが、生産終了の発表をした後にお問い合わせはいくつかいただいております。
1台1台が受注生産になっておりますので、11月末をもって生産終了するとなると、注文はまもなく締め切る予定となっております」
なお、突然生産終了が発表されたUX300eですが、その背景にはどのような理由があったのでしょうか。
今回の生産終了の理由について、前出の都内販売店担当者は次のように話しています。
「UXそのもの自体が、フルモデルチェンジをしないまま年次改良という形でやってきましたので、どうしても世代としては少し古いものとなってしまっていました。
そのため、生産をここで終了して電気自動車として新しいモデルを出したりするのではないかと予想されています。
ただ、現状はあくまで予想のためなんともいえないところではございます」
また、関西圏販売店の担当者も次のように話しています。
「今回は、航続距離やバッテリー容量などをより大きくするために一旦打ち切るという話になっているようです。
レクサスからは電気自動車としてUX300eの他にRZを出しています。こちらの方が電気自動車としては新しく、サイズも大きいものになっています。
性能面でUX300eに大差をつけているというわけではないものの、新しいRZの方が人気という印象があります。
そのため、生産終了後また新しいモデルが出るのではないかと思いますが、発売時期など詳しいことに関しては全く見通しが経っていません」
※ ※ ※
レクサス初のEVとして大きな役割を果たしたUX300eは、ブランドの電動化戦略の基盤を築きながらも、5年という比較的短い期間で生産を終えることになりました。
しかし、販売店の現場では、次期モデルの可能性も予想されているようです。
RZに続く新しい電動車が登場するのか、レクサスEV戦略の次の展開に注目が集まります。
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