VAGUE(ヴァーグ)

涼しくなってきた今のシーズンってツーリングには一番だよね! 日常の使い勝手と長距離を両立する 国産「スポーツツアラー」バイク3選

生産終了して在庫のみのヤマハとホンダの2台

●ホンダ「CB1300 Super Four」

 ふたつ目の車種は、ホンダ「CB1300 Super Four」です。

ホンダ「CB1300 SUPER ボルドール SP Final Edition」
ホンダ「CB1300 SUPER ボルドール SP Final Edition」

 このモデルは1992年のデビュー以来、プロジェクト「BIG-1」の思想を反映させたフラッグシップネイキッドとして継続的に開発されました。

 そして、車体デザインは伝統的なネイキッドスタイルを踏襲しており、現行のオートバイでは珍しいアナログ二眼タコメーターを搭載しています。

 また、エンジンは水冷直列4気筒1284ccで、スロットル操作に応じて力強い加速感を示す仕様とされています。

 ただし、CB1300 Super Fourは2025年2月に、最終モデルとなる「Final edition(ファイナルエディション)」が発表されました。

 消費税込みの価格は172万7000円(CB1300 Super Fourファイナルエディション)から221万1000円(CB1300 Super Four BOK D’OR SPファイナルエディション)です。

 新車で手に入れるには、在庫状況に注意しましょう。

●ヤマハ「FJR1300A」

 ヤマハ「FJR1300A」は、2013年に国内市場へ導入された、スポーツ走行とツーリング性能を両立させる方向で開発されたモデルです。

ヤマハ「FJR1300A」
ヤマハ「FJR1300A」

 エンジンは直列4気筒1297cc。大排気量ならではの余裕を活かしながらも、電子制御技術を組み合わせてライダーの操作を補助する設計とされています。

 さらに、上級仕様の「FJR1300AS」は、AT限定大型二輪免許でも運転できる唯一の大排気量スポーツツアラーモデルです。

 くわえて、ヤマハ電子制御シフト(YCC-S)を組み込んでクラッチ操作を自動化することで、ライダーの長距離移動時の負担軽減に役立っています。

 こうした仕組みにより、高速道路を含む広域移動に適したモデルとしての性格を備えています。

 なお、FJR1300Aの消費税込みの価格は、154万円から187万円でしたが、2022年に生産終了しており、新車は在庫のみでしか手に入らない点には注意が必要です。

※ ※ ※

 いずれの3車種は、いずれもスポーツ走行と日常利用の双方に対応する方向で設計されており、そのアプローチは異なります。

 たとえば、ヤマハは電子制御技術を積極的に取り入れてツーリングでの快適性を高め、ホンダは伝統的なネイキッドスタイルと大排気量エンジンを軸に、継続的な開発をおこなってきました。

 そして、カワサキはニンジャブランドのデザインを継承しつつ、国内外の市場でツーリング用途に適した仕様を整えています。

  スポーツツアラーは、長距離移動と日常使用の両立を意識したカテゴリーであり、今回紹介した3車種もその方向性を明確に示しています。

 それぞれのメーカーや車種の特性を理解することで、用途に応じた選択に繋がりやすくなるといえます。

Gallery 【画像】「ツーリングの秋」にピッタリな国産スポーツツーリングバイク3台を写真で見る(43枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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