ドゥカティ「パニガーレV4 R」初公開 公道も走れる“モトGP直系のスーパーバイク”に対するネットや販売店での反響は?
新型パニガーレV4 Rの特徴と変更点
2025年9月23日、ドゥカティは新型「パニガーレV4 R」を公開しました。

パニガーレV4 Rは、2018年に初めて登場したスーパースポーツモデルで、公道走行も可能なレーシングバイクとして位置づけられています。
今回発表された新型は、水冷V型4気筒エンジンを搭載し、最高出力は218psを発揮します。また、専用チューニングを施すことで、さらなる高出力を目指すことも可能となっています。
また、外観では、MotoGPマシンからフィードバックを受けたウイングレットが採用されました。このパーツは直進時の安定性を高める役割を持ち、レースでの高速走行を重視した設計となっています。
そして、ハンドルまわりには、モード選択が可能な6.9インチフルカラー液晶メーターが配置され、視認性を確保しています。
また、電子制御については改良が加えられ、ホイールスリップを調整する機能などが拡充されました。
では、これらの変更について、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
関東のドゥカティ販売店の担当者は次のように話します。
「今回のアップデートで車重も軽量化され、従来モデルと比べても走行性能に変化がありました。
そのため、ストリート用途というよりもサーキット走行を中心に楽しむユーザー層に向けたモデルで、今回もそういったお客様からの反響が寄せられています。
また、車体構造も見直され、フレームや外観の大幅な変更が行われました。フルモデルチェンジに近い大きな変更があり、速さを意識した設計になっています。
さらに、電子制御にも大幅なアップデートにより新世代の電子制御が投入され、ホイールのスリップを調整する『ドゥカティ・トラクション・コントロール』などが生まれ変わりました。
オプションにより、クルーズコントロールなどの機能も追加でき、サーキットだけでなくツーリングも考慮した設定も可能です」
一方で、関西の販売店担当者は次のように話します。
「入荷時期は未定で、2022年以降は受注生産となっているため、店頭に現車が並ぶことは少なく、予約や取り寄せが前提となります。
また、車体の電子制御が大幅に強化され、『レース・ブレーキ・コントロール』や、タイヤの状況をメーターに映す『グリップレベル・メーター』など、サーキット走行においてライダーをアシストする機能を装備しています。
そのため、前モデルと比較しても、より上質なサーキット走行が可能となったといえるでしょう」
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