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クラシックな外観が逆に令和の時代にカッコいいね! ロイヤルエンフィールド新型「ブリット650」を世界初公開 ネットでの反応は

伝統を継承しつつアップグレード ブリット650の特徴とは

 ロイヤルエンフィールドは、2025年11月4日から9日にかけてイタリア・ミラノで開催されたEICMA 2025において、新型モデル「ブリット650(Bullet 650)」を世界初公開しました。

世界初公開されたロイヤルエンフィールド新型「ブリット650」
世界初公開されたロイヤルエンフィールド新型「ブリット650」

 ブリット650は、90年以上の歴史を持つロイヤルエンフィールドの伝統的モデル「ブリット」シリーズの最新型であり、クラシックな外観を踏襲しつつ、最新の技術と快適性を取り入れたロードスターとして登場しました。

 単なるレトロバイクではなく、現代の使用環境に適応した進化を遂げた一台として注目されています。

 スタイリングは、手作業で塗装されたゴールドのピンストライプや立体的なウイングバッジが特徴的な燃料タンク、クラシックなカスケットランプと“タイガーアイ”ランプが組み合わされています。

 さらに、シングルステップアップのシート形状など、伝統的なブリットのアイコンも随所に反映しています。

 これらのデザイン要素は、過去の栄光を称えながらも、現代的なディテールとの融合によって独自の存在感を生み出しているといえます。

 搭載されるエンジンは、排気量647.95ccの空冷並列2気筒SOHCエンジンで、最高出力47ps、最大トルク52.3Nmを発揮。低速からの力強い加速と、高速巡航時の振動の少なさを両立しており、市街地からツーリングまで幅広い用途に対応できる構成となっています。

 また、6速ミッションとスリッパークラッチを組み合わせることで、変速時のショックを軽減し、扱いやすさも向上しています。

 そして、車体構成にはスチール製のチューブラースパインフレームを採用し、フロントに43mm径のテレスコピックフォーク、リヤにツインショックを備えた構成となっています。

 足まわりでは、フロントに320mm、リアに300mmのディスクブレーキを装備し、デュアルチャンネルABSに対応。前後輪にはそれぞれ19インチと18インチのアルミリムを使用し、クラシカルな外観と安定した走行性能を両立しています。

 くわえて、シート高は800mmと日本市場でも扱いやすい高さとなっており、「ブリット」らしいシルエットを保ちながら、より快適で地面への足つき性を高めた仕様となっています。

 また、カラーについては「キャノンブラック」と「バトルシップブルー」の2色が用意されていますが、現時点で日本国内での販売については明らかにされていません。

NextSNSでの反響は? 賛否入り混じるクラシックスタイルへの意見
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