ブランド史上最も複雑!? 「KISS」メンバー作曲の旋律も選べる! メロディが鳴る“グランドソヌリ”搭載のモデルが誕生
「ウェストミンスター」or「KISS」
スイスの名門ブランパンが、ブランド史上最も複雑だというグランドコンプリケーションウォッチ「グランド ダブル ソヌリ」を完成させました。
毎正時と15分ごとに音を鳴らす複雑機構「グランドソヌリ」を搭載したものですが、社長兼CEOのマーク A. ハイエック氏の飽くなき情熱のもと、一般的には2音で知らせるところを、より複雑な4音(ミ、ソ、ファ、シ)を鳴らす機構を、4本のハンマーとゴングによって実現しています。
さらに驚くべきはそれにとどまらず、鳴らすメロディーも2種類から選べる仕組みを搭載しており、こうした不可能とも思われた複雑機構の完成は、時計製造史上初の偉業として世界を驚かせました。
そのふたつのメロディーのひとつは、時を告げる旋律の象徴として世界中で親しまれる「ウェストミンスターの鐘」の音。そして、もうひとつはハードロックバンド「KISS」のドラマーであり、GPHG(ジュネーブ時計グランプリ)の審査員を務めたこともあるほどの時計愛好家、エリック・シンガー氏作曲のオリジナルメロディー。
この2曲はプッシュボタンにて切り替えることができ、9時位置のスイッチではグランドソヌリ、プチソヌリ、サイレントの切り替えも可能。
その音色はベゼルに組み込まれた音響膜によって音質を高め、マーク A. ハイエック氏が「重要なのは音の大きさではなく、澄んだ響き、余韻、豊かさ。」と語る美しい響きでオーナーに優しく時刻を伝えます。

木製ケースにもこだわりが
グランドコンプリケーションウォッチとして、この贅沢な“ダブル ソヌリ”の他にも、フライングトゥールビヨン、レトログラード式のパーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターも搭載し、その驚異のメカニズムはスケルトンダイヤルとシースルーバックのどちらからも鑑賞可能。
ため息が出るほど複雑なその機構の実現にはおよそ8年もの年月を費やしており、部品数は1053個、技術図面1200点、開発の過程で生まれた特許は21(うちムーブメントに13件搭載)にも上り、ブランパン史上最も複雑な時計として圧巻の機能美を披露しています。
さらに、この時計のためのプレゼンテーションボックスにも注目で、高級時計の聖地でもあるヴァレ・ド・ジュウ(ジュウ渓谷)にある“リズーの森”で調達された木材を使用したもの。この森はバイオリンの名器ストラディバリウスにも使われた木材が生まれた森としても知られ、時計製造と“音”の文化的・職人的遺産を繋げるメッセージも込められています。
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