取り回し… 知らん! 威圧感ハンパない「ハーレーダビッドソン」がオークションで落札 ツーリング向けに大幅カスタマイズされた「エレクトラグライド」の価値とは
ツーリング性能を徹底的に磨き上げた2014年式カスタム個体
今回オークションに出品されたのは、2014年式の「エレクトラグライド ウルトラリミテッド」をベースに大幅なカスタムが施された1台です。

2020年に現オーナーが入手して以降、細部に至るまで手が加えられ、ツーリング向けの装備と快適性を極限まで高めた構成となっていました。
最大の特徴は、ウッドデールの「Alcade Customs」が手がけたカスタムペイントです。2021年に1回目のリペイントが行われ、2024年にはブラックチェリーとキャンディブランディワインのフェード仕上げという凝った2トーンに刷新されました。
ストレッチ加工されたフロントフェンダー、リアフェンダー、サイドバッグとあわせ、ノーマルとは一線を画す外観に仕上げられています。
また、ホイールはハーレーダビッドソン製「インペラー」タイプに換装され、タイヤは前輪140/80-17、後輪180/65-16の「Shinko 777」を装着。
ブレーキには300mm径のドリルドディスクと4ピストンキャリパーを採用し、前後ともにABSが装備されるなど、安全面の強化も図られています。
そして、フロントサスには「プログレッシブサスペンション」のモノチューブキット、リアには2021年式「ロードグライド」由来のサスペンションが組み合わされており、安定性と乗り心地の両立を意識した仕様です。
コックピット周辺では、「LAチョッパーズ」のクローム仕上げハンドルに、加熱機能付きグリップやカスタムレバー類が組み合わされています。
メーターは「ダコタデジタル」製に換装され、速度、回転数、電圧、燃料残量、シリンダーヘッド温度まで表示される多機能インジケーターへと進化しています。
搭載されるエンジンは約1690ccのハイアウトプット・ツインカムVツインで、「スクリーミンイーグル」製エアクリーナー、「バンス&ハインズ」のヘッダーパイプ、「ラインハートレーシング」のマフラーにより吸排気系が強化されています。
さらに、ECUはダイノチューニングによって最適化され、パフォーマンスをより引き出す仕様です。
オークション前には、オイルやスパークプラグ、センサー類の交換が実施され、ウォーターポンプやK&N製フィルターなども更新済み。走行距離は約3万9000マイル(約5万4000km)で、うち2万マイル以上が現オーナーによるものとされています。
この個体は38件の入札の末、1万3000ドル(日本円で約203万円)で落札されました。出品時には整備記録やビルド写真、イリノイ州で発行された所有権証明書も付属しており、非常に手入れの行き届いたカスタムバイクであったことがうかがえます。
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ツアラーとしての完成度を極めたハーレーダビッドソン「エレクトラグライド ウルトラリミテッド」。今回オークションに登場した2014年式のカスタム個体は、その真価をさらに押し上げる仕上がりとなっていました。
走行性能、快適性、ビジュアル、オーディオのすべてがバランスよく調和された1台として、ツーリング志向のライダーに強い印象を与える存在だったと考えられます。
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