まもなく発売! ヤマハの“原付二種”オフロードバイク新型「WR125R」の魅力とは? 125ccでサイズ感は“250ccクラス“と同等! 走りも本格的です
本格的なスペックを備えたエンジンと足まわり
2025年末に、ヤマハ発動機は新型のオフロードバイク「WR125R ABS」を発表しました。発売日は2026年1月30日。久しぶりに登場したフルサイズのオフロードバイクに期待が高まります。
このモデルについて、クルマやバイクなど乗り物について継続的に取材・執筆しているライターの増谷茂樹さんは次のように話します。
「『モーターサイクルショー2025』において、原型である『オフロードカスタマイズコンセプト』が展示されていましたが、そこからの展開が早かったですね。展示されていたモデルは海外で販売されていた『WR155R』をベースとしていましたが、発表された『WR125R ABS』は外装などが一新されています」
搭載されるエンジンは、ヤマハ独自の可変バルブタイミング機構であるVVAを採用した125ccの単気筒。“原付二種”に該当する排気量ですが、フロント21インチ、リア18インチのホイールサイズを採用した、いわゆる“フルサイズ”のオフロード車です。
「1990年代までは、“原付二種”でもフルサイズのオフロードバイクというのがいくつもありましたが、2000年を最後に姿を消していました。ですから国産ブランドのモデルとしては、実に四半世紀ぶりの新型となります。オフロードデビューのための“ゲートウェイ”になるモデルとして期待されます」(増谷さん)
車体のつくりも本格的で、ガソリンタンクの上まで伸びた長いシートはオフロード走行時に不可欠な体重移動をしやすそうです。

フロントフォークは正立式ですがストロークが215mmも確保されており、オフロードでも十分なスペック。リアのサスペンションストロークも187mm確保されています。
その分、シート高は875mmと高めですが、オプションでローダウンシートとローダウンリンクが用意されています。シートで30mm、リンクで40mm高さを抑えられるので、小柄なライダーにとっては安心材料となりそうです。
水冷のSOHC4バルブ“VVA”エンジンは、最高出力15ps、最大トルク11Nmを発生。スポーツモデルである「YZF-R125」などにも搭載されているエンジンなので十分以上にパワフルで、街乗りやツーリングなど幅広いシーンに対応できそうです。
燃費はWMTCモードで40km/L。ガソリンタンク容量は8.1リットルが確保されているので、長距離ツーリングでも活躍してくれそう。125ccなので高速道路は走れませんが、下道を走りながら林道を探すツーリングなどを楽しめることでしょう。
「WR」という車名は、ヤマハのエンデューロモデルにルーツを持ち、高性能なオフロードモデルに与えられてきたもの。新しい「WR125R ABS」は、その名に恥じない性能を備えたモデルとなりそうです。
●製品仕様
・価格(消費税込):53万9000円
・カラー:ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)、ヤマハブラック(ブラック)
・車両サイズ:全長2160×全幅840×全高1195mm
・ホイールベース:1430mm
・シート高:875mm
・車両重量:138kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ
・総排気量:124cc
・最高出力:15ps(11kW)/1万rpm
・最大トルク:11Nm/6500rpm
・燃料タンク容量:8.1リットル
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