やばっ、落札予想は22億円超えって!? “史上最も美しいフェラーリの一台”がオークション登場 生産台数わずか56台 66年前のオープンカー「250GT SWB」とは
落札予想価格は約22億円から25億7850万円
2026年1月にフランス・パリで開催されるRMサザビーズ主催のオークションで、1960年式フェラーリ「250GT SWB カリフォルニアスパイダー」が出品される予定です。
その落札予想価格に注目が集まる1台ですが、どんなクルマなのでしょうか。
1959年、ロングホイールベース仕様のフェラーリ250GTカリフォルニア・スパイダーは、セブリング12時間レースでクラス優勝を果たし、同年のル・マン24時間レースでも総合5位に入るなど、華々しい成功を収めました。
その翌年、1960年のジュネーブ・サロンにおいて、フェラーリは新開発のホイールベース2400mmを採用したショートホイールベース(SWB)仕様を発表します。
この改良型カリフォルニア・スパイダーは、ワイドトレッド化に加え、コニ製テレスコピック・ショックアブソーバー、4輪ディスクブレーキ、そして最新世代の「ショートブロック」V12エンジンを搭載していました。
生産台数はわずか56台と少なく、とりわけカバードヘッドライト仕様は、時代を超えた美しさとレースで実証された高性能を兼ね備えた、史上もっとも美しいフェラーリの一台として高く評価されています。
今回紹介されるシャシ番号1915GTは、30年にわたる単一オーナーによる丁寧な管理を経てきた個体です。

フェラーリ研究家マルセル・マッシーニ氏と歴史家シリル・ジャキノ氏の調査によれば、本車はSWBカリフォルニア・スパイダーとして3番目に製造された車両で、希少なカバードヘッドライト仕様39台のうちの1台に数えられます。1960年9月に完成し、フランスの正規ディーラー、フランコ・ブリタニック・オートモビルを通じて納車されました。
当初はビアンコのボディにネロ内装で仕上げられ、フランス国内で複数のオーナーの手を経た後、1970年代にはクラシックな赤に塗り替えられました。
その後も長年にわたり大きな改変を受けることなく保管されてきました。1996年にはドイツ在住の著名コレクターが取得し、モデナの専門工房で約2年に及ぶ徹底したレストアが施されました。
本車はフェラーリ・クラシケの認証も取得しており、シャシ、エンジン、リアアクスル、ボディがすべてマッチングナンバーであることが確認されています。希少なリブ付き競技用ギアボックスを備える点も特筆すべきでしょう。近年の詳細な研究により、カバードヘッドライトが後付けではなくオリジナルであることも明確に証明されています。
ショートホイールベースのカリフォルニア・スパイダーが市場に姿を現す機会は極めて稀です。本個体は、美しいレストア状態と確かな来歴を兼ね備えた、まさに伝説的存在と呼ぶにふさわしい一台といえます。
この1960年式フェラーリ「250GT SWB カリフォルニア スパイダー」、落札予想価格はなんと1200万ユーロから1400万ユーロ(1ユーロ=184.2円換算で、日本円で22億1000万円から25億7850万円)とされています。
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