VAGUE(ヴァーグ)

往年の名車を令和の技術で“再解釈” 伝統美と性能をあわせ持った 900cc以上の「ネオ・クラシック」モデル3選

続いてはカワサキとスズキの“あの”名車

●カワサキ「Z900RS」

 次に紹介するのは、カワサキ「Z900RS」です。

カワサキ「Z900RS」
カワサキ「Z900RS」

 このモデルは、1970年代の伝説的モデル「Z1」を現代的に再解釈したモデルです。

 外観にはティアドロップ形状のタンク、丸型ヘッドライト、二眼メーターといった要素に最新のLEDや電子制御を組み合わせることで、レトロながらも実用性の高いスタイリングに仕上げられています。

 エンジンは水冷並列4気筒948ccで、最高出力116ps、最大トルク98Nmを発生。電子制御スロットルバルブを採用し、低中回転域での扱いやすさと高回転域のパワフルな加速を両立しています。

 また、IMU(慣性測定装置)を活用したABSやトラクションコントロール、クルーズコントロールなど、ライダーを支援する機能も豊富です。

 くわえて、サスペンションには前後とも調整機構付きの高性能ユニットを搭載し、快適性と走行安定性のバランスを高次元で実現。また、ブレンボ製の高性能ブレーキやオーリンズ製リアショックを装備した「Z900RS SE」などバリエーションも豊富です。

 なお、価格は標準モデルが152万9000円、上級モデルの「Z900RS SE」が183万7000円となっています。

●スズキ「カタナ」

 そして、最後に紹介するのはスズキ「カタナ」です。

スズキ「カタナ」
スズキ「カタナ」

 このモデルは、1980年代の名車「GSX1100Sカタナ」のスタイリングを受け継いだモデルです。

 外観は斬新な直線基調のボディデザインと、刀の切っ先を思わせるフロントフェイスが特徴的で、街中でもひと目でそれとわかる存在感があります。

 搭載されるエンジンは水冷直列4気筒998ccで、最高出力150ps、最大トルク105Nmを発揮。スーパースポーツ譲りの高回転型ユニットをストリート向けにチューニングしており、幅広い回転域で力強く滑らかな走りを実現しています。

 また、電子制御面では、スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)を採用し、トラクションコントロールやライドモードセレクター、双方向クイックシフターなどを装備。シチュエーションやライダーの好みに応じたセッティングが可能です。

 なお、価格は168万3000円で、カラーバリエーションには「ミスティックシルバーメタリック」や「パールビガーブルー」が用意されています。

※ ※ ※

 今回取り上げた3つの車種は、それぞれ異なる系譜と設計思想を持ちながら、共通して900cc以上の排気量と現代的な装備、そして懐かしさを感じさせるデザインを兼ね備えたモデルです。

 いずれの車種も、高性能なエンジンと電子制御により、ビギナーからベテランまで幅広い層に対応する仕上がりとなっています。

 今後、各メーカーがネオクラシックというスタイルを軸に、新たな技術や個性を織り交ぜたモデルをどのように展開していくのか、その動向にも注目が集まりそうです。

Gallery 【画像】やっぱ超かっこいい! メーカーを代表する「ネオ・クラシック」3台を見る(35枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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