VAGUE(ヴァーグ)

最高時速は403キロ! マクラーレン史上最速のロードカー「スピードテール」を発見 走行347キロの“ほぼ新車” なのに落札予想価格が伸びない理由とは

それでも予想は195万ドル(約3億円)以上

 2026年2月に米国フロリダ州マイアミで開催されるRMサザビーズ主催のオークションにて、2020年式マクラーレン「スピードテール」が出品される予定です。

 どんなクルマなのでしょうか。

 2018年10月に発表され、2020年からデリバリーが始まったマクラーレン・スピードテールは、伝説的なマクラーレンF1の精神的後継車として大きな注目を集めました。

 当時の価格は、英国価格で175万ポンド(現在のレートで換算すると約3億6500万円)。

 軽量コンポジット製モノコックやセンターにドライバーを配置する3座レイアウト、ディヘドラルドアなど、F1との共通点を持ちながら、最高速の追求という明確なテーマのもとで設計されています。

 生産台数もF1と同じ106台に限定され、希少性の高さも魅力です。

 パワートレインは4リッターV8ツインターボと電気モーターを組み合わせたハイブリッドで、合計1035馬力を発揮し、最高速は250mph(約402km/h)に達します。

 チタンを織り込んだコンポジット製シャシやティアドロップ形状のボディ、アクティブエアロダイナミクス、カーボンセラミックブレーキなど最先端技術が惜しみなく投入されています。

 センターシートからの視界は非常に良好で、両側に2名が乗車できる独自の体験を提供します。さらにサイドミラーの代わりに格納式カメラを採用し、「アクティブ・ベロシティ」モードでは車高を下げ、空力性能を最大化します。2019年12月にはフロリダ州のテストコースで250mphを30回以上記録しました。

オークションに出品予定の2020年式マクラーレン「スピードテール」(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品予定の2020年式マクラーレン「スピードテール」(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 出品車は36番目の個体で、2020年7月にオーダーされ、同年秋に納車されました。

 MSOヘリテージ・アトランティックブルーの特注ボディカラーや特別なピンストライプなど、多数のオプションが装備されています。

 インテリアはビンテージタンのアニリンレザー仕上げで、デジタルディスプレイを備えた未来的なコクピットが特徴です。2021年に2人目のオーナーのコレクションに加わり、走行距離はわずか216マイル(約347km)と新車同様の状態を保っています。

 整備はカリフォルニア州の正規ディーラーで実施され、書類も揃っています。注文確認書類や専用スーツケース、シリアル入りチタン製ツールキットも付属します。革新性と希少性を兼ね備えた一台です。

 ただし、購入には注意も必要です。

 スピードテール、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)によるレギュレーションによって、いわゆるアメリカの車検を満たさず、アメリカの公道で運転したいと思っても、「Show & Display」車両として年間に2500マイル(約4000km)しか走行することが許されないといいます。

 また車両が製造から25年を経過するまで、NHTSAによる検査に応じる義務があります。売主はこれらの条件について買主と連携し、適切な手続きと遵守を行うとしています。

 この2020年式マクラーレン「スピードテール」、落札予想価格は195万ドルから235万ドル(1USドル=154.33円換算で、日本円で約3億100万円から3億6268万円)とされています。

Gallery 【画像】カッコいいね! 最速のマクラーレン「スピードテール」を写真で見る(30枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

VAGUEからのオススメ

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

RECOMMEND