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「プレリュード」の復活で 令和でも人気再燃の兆し!? 80年代「デートカー」と呼ばれて憧れだった“国産2ドアクーペ”3選

令和に復活したホンダ車と、かつて大人気だった日産車

●ホンダ「プレリュード」(2代目)

 1982年、ホンダは「プレリュード」を2代目にフルモデルチェンジしました。

1982年に登場したホンダ2代目「プレリュード」
1982年に登場したホンダ2代目「プレリュード」

 1978年に発表された初代の人気は今ひとつでしたが、初代とはまったく異なる流麗なスタイリングとなりました。

 当時流行していたリトラクタブル式ヘッドランプを採用し、低いボンネットなどスポーツカーかと見紛うほどの伸びやかなプロポーションは、女性からも人気を集めました。

 TV CMも、ラヴェルの「ボレロ」をBGMにスローモーションでプレリュードが進んでくるもので、今も覚えているクルマ好きの人は少なくないでしょう。

 デビュー当初のエンジンは1.8Lの直4 SOHC(125ps)でしたが、1985年には2.0Lの直4 DOHC(160ps)も搭載し、美しいスタイルに見合ったパフォーマンスも発揮しました。

 また、日本初の4輪ABSも装着車が設定されていました。

 1987年、プレリュードは3代目にフルモデルチェンジされますが、スタイルは2代目を正常進化させたものでした。

 リトラクタブル式ヘッドランプやリアビューなど、全体のイメージは2代目を踏襲していましたが、より張りのある曲面構成で美しさに磨きがかかっていました。

 プレリュードは、2代目・3代目とも、その美しいスタイルで女性にも人気が高く「デートカー」の最右翼として注目されました。

 プレリュードは1991年に4代目、1996年に5代目が登場しますが、バブル景気の崩壊でデートカーのようなスペシャルティカーの人気は薄れ、2001年に販売を終了しました。

 そして2025年、プレリュードは24年ぶりに復活しました。

 ボディスタイルは3ドアハッチバック クーペになりましたが、ロー&ワイドの美しいプロポーションは継承されています。

 令和の時代に蘇ったデートカー、プレリュードの人気は今のところ好調なようです。

●日産「シルビア」(5代目)

 1988年、日産はシルビアを5代目にフルモデルチェンジしました。

「アートフォース シルビア」というキャッチコピーで登場し、全体が流麗な曲面で構成された2ドアノッチバック クーペでした。

1988年に登場した日産5代目「シルビア」
1988年に登場した日産5代目「シルビア」

 インテリアも一体型のインパネ&コンソールやドアパネルに、一体成形のモダンフォルムシートなど、スポーティながらデートカーにふさわしい空間を演出していました。

 ですが、5代目シルビアはデートカーとしてだけでなく、いわゆる「走り屋」の人たちからも注目されていました。

 それは、すでに1980年代では少なくなっていたFR車だったこと、それはつまりドリフト走行にも向いていたのでした。

 パワーユニットも、トップグレードでは175psを発生する1.8リッターの直4 DOHCターボエンジンが搭載されていました。

 1991年のマイナーチェンジでは、2リッターの直4 DOHCターボに換装され、最高出力は205psにまでアップしました。

 足まわりも前ストラット/後マルチリンクのサスペンションに、オプションですが4輪操舵システムのHICAS-IIも設定されていました。

 1989年には、このシルビアがベースの3ドアハッチバック クーペ「180SX」もラインナップされました。

 こちらは当時流行のリトラクタブル式ヘッドランプを採用するなど、シルビアとは別の個性で人気モデルとなりました。

 当時はスペシャルティ クーペもFFが主流となっていた中で、FRを堅持したシルビアは、デートカーとしても、また走り屋のためのクルマとしても、つまり硬軟両派の若者から憧れのクルマとなったのでした。

 シルビアは1993年に6代目、1999年に7代目へとフルモデルチェンジしました。

 6代目、7代目とも駆動方式はFRを踏襲しましたが、デートカーの人気は陰り、SUVやミニバンがクルマの主役となっていったことから、2002年に販売を終了しました。

Gallery 【画像】いま見るとカッコいい! 1980年代の「デートカー」3台を写真で見る(23枚)
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