「プレリュード」の復活で 令和でも人気再燃の兆し!? 80年代「デートカー」と呼ばれて憧れだった“国産2ドアクーペ”3選
まず紹介するのは「ハイソカー」と呼ばれたトヨタのスタイリッシュクーペ
1980年代、クルマのボディスタイルで人気を集めていたのは、ミニバンでもSUVでもなく、いまや絶滅危惧種に近いスタイリッシュなクーペでした。
中でも「デートカー」と呼ばれて人気をだったクルマが数多く存在していました。
当時の若い人たちを中心に憧れのクルマとなっていた、そんなスポーティクーペ3車種をピックアップします。
●トヨタ「ソアラ」(初代)
1980年に開催された大阪モーターショーで、トヨタは「EX-8」という名のコンセプト クーペを発表しました。
スタイリングはオーソドックスな2ドアノッチバック クーペでしたが、2.8リッターの直6 DOHCエンジンを搭載し、4輪独立サスペンションや4輪ベンチレーテッドディスクブレーキを採用するなど、市販化が期待されました。
翌1981年2月に、EX-8はほぼそのままのスタイリングで「ソアラ」という車名で発売されました。

トップグレードに搭載されたEX-8と同じ2.8リッターの直6 DOHCエンジンは170ps(グロス)と24.0kgmを発生し、Cd=0.36と当時としては優れた空力ボディも相まって、自動車雑誌のテストでは200km/h近い最高速度をマークしました。
これは、1980年代前半の国産車としては驚異的なパフォーマンスでした。
インテリアも上級グレードではデジタルメーターやタッチパンネル式オートエアコンを採用するなど、ラグジュアリーな設えでした。
デビュー時の車両価格は最上級グレードの2800GTエクストラが293万8000円(4速AT)と、当時としてはかなりの高価格でしたが、折からのバブル景気もあり、爆発的な人気を集めました。
流麗なスタイリングにハイパフォーマンスも備えた国産初のグランツーリスモ、ソアラは「これを所有していれば女性にモテる」「デートに最適」として若い男性の憧れのクルマ、いわゆる「デートカー」ともてはやされました。
また、上品なデザインと豪華な内装を持つ「ハイソカー」の1台として、若者だけでなく幅広い層からも注目されました。
ソアラは、1986年に正常進化した2代目でもさらに人気を高めましたが、バブル景気の崩壊もあり、1991年に登場した3代目では人気が陰り、2001年に登場した4代目が最終モデルとなり、2005年に生産を終了しました。
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