“軽い・速い・美しい”の三拍子! 34年前のマツダ「アンフィニRX-7」を米国オークションで発見 今なお特異な存在感を放つ「タイプS」の気になる落札価格とは
ピュアスポーツを追求したロータリーマシンの系譜
アメリカのオークション「Bring a Trailer」に、1992年式マツダ「アンフィニRX-7」が出品され、落札されました。
RX-7の歴史は、1978年に発売された初代モデル(SA22C型)にさかのぼります。
初代モデルは「サバンナRX-7」と呼ばれ、フロントミッドシップによる優れた重量配分を実現しています。
初期型の空気抵抗係数(Cd値)は0.36を記録し、動力性能と環境性能の両立を目指した「ロータリー・スペシャルティ」として支持を集めました。
今回出品されたのは、1991年12月に登場した3代目モデルであるFD3S型です。
当時のマツダの販売チャネル政策により、このモデルから車名が「アンフィニRX-7」へと変更されました。
開発コンセプトには「ロータリーエンジン・ベスト・ピュア・スポーツカー」が掲げられ、徹底した軽量化と運動性能の追求が行われています。
目標とされたのは、パワーウェイトレシオ5.0kg/ps以下という数値です。
これを達成するために「ゼロ作戦」と呼ばれる軽量化プロジェクトが展開され、サスペンションのアーム類やペダルなどにアルミ素材が多用されました。
また、車体構造にはモノコック・スペース構造が採用され、剛性の確保と重量削減の両立が図られています。

搭載されたエンジンは、シーケンシャル・ツインターボチャージャーを組み合わせた13B-REW型です。
低回転域と高回転域でターボの作動を切り替えるこのシステムにより、初期型で255馬力の最高出力を発揮しました。
これにより、パワーウェイトレシオは目標を上回る4.9kg/psを達成しています。
エクステリアデザインは、曲面を多用した有機的なスタイリングが特徴です。
全幅を拡大し3ナンバー専用ボディとすることで、より低くワイドなプロポーションが形成されました。
これらの要素が組み合わさることで、FD3S型は国産スポーツカーのなかでも特異な存在感を放つモデルとなっています。
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