“最小のジープ”荷室は使える!? 新型「アベンジャー 4×eハイブリッド」のラゲッジスペース徹底検証 “週末ドライブ”で活躍するコンパクトSUVの実力とは
ジープ初のAWDハイブリッドは街乗りに遊びに活躍
ジープ初の4輪駆動ハイブリッドモデル「アベンジャー 4×eハイブリッド」が日本に上陸しました。1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに3基の電動モーターを組み合わせた48Vハイブリッドシステムを搭載するコンパクトSUVで、優れた燃費性能と力強いパワー、そしてジープらしい悪路走破性を両立。低速域ではモーターのみでの走行も可能です。
本記事ではそんな「アベンジャー 4×eハイブリッド」をチェックする上で見えてきた、ラゲッジスペースの使い勝手をご紹介します。
「アベンジャー 4×eハイブリッド」のパワートレインは、1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに加えて、ふたつのフロントモーター(始動用の15.6kWと前輪駆動用)、そしてリアアクスルに搭載される後輪駆動用モーター(21kW)を組み合わせた構成です。これはジープブランドとしては初のパワートレインとなります。
走行状況に応じて、約30km/hまではモーターのみでの走行が可能。減速時にはスマートなエネルギー回収をおこないます。欧州仕様の実走行評価では、市街地走行時間の50%以上をエンジン停止状態で走行した実績があるといいます。システム最高出力は145psで、WLTCモード燃費は19.0km/Lをマークします。
搭載される電動AWDシステムは、モーターと走行モードに応じた制御を組み合わせることで速度域に応じて前後の駆動力配分を自動で最適化します。走行特性を選択できる“セレクテレイン”システムには、「AUTO」「SPORT」「SNOW」「SAND/MUD」という4つの走行モードを設定します。
「AUTO」モードでは、低速時にフロント駆動、中速でオンデマンドAWD、高速では効率優先の前輪駆動へと自動的に切り替わります。
雪道や砂地、ぬかるみなどすべりやすい路面では、「SNOW」や「SAND/MUD」モードを選択することで低速時には常時AWDとなり、必要な走破力を確保します。

後輪の駆動用モーターは、減速比22.7:1のリデューサーを介して駆動力を増幅。1900Nm相当のホイールトルクを発生させることで、力強い牽引力と優れた走破力を実現します。
さらに、ヒルディセントコントロールを標準装備しており、急な下り坂でも安定した走行をサポートします。
「アベンジャー 4×eハイブリッド」は、オフロード指向の強いデザインと装備を採用しています。
フロントバンパーは専用デザインで、オフロード走行で重要なアプローチアングルがBEV(電気自動車)モデルと比べて2度大きくなる形状とすることで、悪路走破性を向上させています。
フロントまわりの下部には、キズが目立ちにくいモールドインカラー素材を採用。フォグランプをBEVモデルよりも高く、より外側に配置することで、夜間の視認性を向上させています。
そのほか、ルーフレールやリア牽引フック、全天候対応のオールシーズンタイヤを標準装備し、アウトドアでの信頼性と使い勝手をアップ。ブラック仕上げのホイールなどで力強さと精悍さを強調しています。
また、フロントバンパー下部には、400mmの渡河性能を示す“ジープダック”のマーキングを施すなど、ジープらしい遊び心も演出しています。
“Design to Function(機能性あってのデザイン)”をテーマとするインテリアは、視認性に優れた10.25インチのフルカラーマルチビューディスプレイと、10.25インチのタッチパネルモニターを装備。ダッシュボード下部や大型のセンターコンソール、ドアポケットなどに合計約26リットルの収納スペースを確保し、街乗りからレジャーまで使い勝手のいい室内空間を実現しています。
シートには、雨天時やアウトドア後のドロはね、水ぬれもすぐに拭き取れる、はっ水加工ファブリックを採用。
運転支援機能は、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能つき)、レーンキーピングアシスト、衝突被害軽減ブレーキ、ブラインドスポットモニター、ドライバーアテンションアラートなど、市街地からアウトドアまでドライバーの安全をサポートする機能を標準装備しています。
ボディカラーは、新色の“コンクリート”に加えて、“サン”、“ボルケーノ”、“スノー”の4色展開。サンルーフと18インチアルミホイールを装備した「スタイルパック」仕様も用意されています。
●コンパクトSUVでもしっかり使えるラゲッジスペース
そんな「アベンジャー 4×eハイブリッド」を、レジャードライブのアシに使いたいと考える人も多いのではないでしょうか? そこで、ここからはラゲッジスペースの使い勝手をチェックしてみましょう。
まず荷室容量は、リアシートの背もたれを立てた状態で325リッターを確保。また、幅1001mm、高さ705mmというリアゲート開口部により、大きな荷物も出し入れしやすくなっています。
リアシートの背もたれは6対4分割式で、荷物の量に合わせて荷室スペースのアレンジが可能。マウンテンバイクやゴルフのキャディバッグといったかさばる荷物も、縦方向に積み込むことで積載できるといいます。
ただし、リアシートの背もたれを前方へ倒した場合、荷室フロアは斜めになってしまいます。フラットにはならないため、そのままの状態では車中泊などには適していません。
荷室のフロアボードは高さの調整が可能。またトノカバーを外した状態では、ある程度、背の高い荷物も積載できます。
荷室の利便性を高める装備としてチェックしたいのが、リアバンパー下で足を動かすだけで開くハンズフリーパワーリフトゲート。両手が荷物でふさがっている状態でも荷物の積み降ろしが楽なため、ショッピングやレジャードライブ時に重宝しそうです。
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「アベンジャー 4×eハイブリッド」のラゲッジスペースは、“Bセグメント”のコンパクトSUVとは思えないほどの使い勝手が確保されています。ソロキャンプや大人2名でのアウトドアレジャーにおいては十分活躍してくれそうです。
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