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再び進化したトヨタ“26式「GRヤリス」”何が変わった? 戦いの舞台で磨かれた“GRステアリング”の実力と「海外&日本での評価」とは

ワインディング性能の高さと新ステアリングが高評価

 ここからは、そんな26式「GRヤリス」に対するネット上の反応を見ていきましょう。

 海外でまず目立つのは、従来から「GRヤリス」が培ってきた“走りの本気度”に対する強い信頼です。「『GRヤリス』のワインディングでの速さは本物。26式にも期待だ」という声が挙がるなど、今回の改良版に対しても、運動性能の高さに期待を寄せる評価が多いようです。

 また「最高のクルマのひとつ。文字どおりホットハッチの頂点」という評価もあり、「GRヤリス」自体が単なるコンパクトスポーツではなく、ホットハッチというジャンルの中でも非常にハイレベルなモデルと位置づけられていることがうかがえます。改良された26式の登場は、こうした評価をさらに押し上げることでしょう。

 パワートレーンに対する好意的な見方もあります。「3気筒だけどエンジンが力強い。26式もすごく楽しみ」というコメントが見受けられ、1.6リッター直3ターボという構成そのものに対する先入観を超え、実際の力強さが評価されていることが分かります。

 26式のエンジンは、スペック上では出力向上など見られないものの、操舵系やタイヤの進化によって、エンジンが秘めた力強さを余すところなく引き出せるのではないか、という期待につながっているようです。

 さらに、26式全体に対する印象として、「改良内容がいかにも戦うマシンらしい」という声も見られます。新開発の“GRステアリング”や高負荷時の操舵アシスト改善、新タイヤ採用といった変更点は、あくまで走りの質を追求したアップデート。そうした“競技起点”の進化が、「GRヤリス」らしいと受け止められているようです。

トヨタ“26式「GRヤリス」”
トヨタ“26式「GRヤリス」”

 また、デザインや装備への興味も尽きないようで、「“GRステアリング”がめちゃくちゃカッコいい」という感想に加えて、「新しいステアリング、従来モデルにもつけられるかな?」という声も挙がっています。

 今回の改良は、新型を検討する人だけでなく、既存オーナーにも強い関心を呼んでいるようです。加えて、「これはいよいよ最終進化かな」という反応もあり、26式が「GRヤリス」のひとつの到達点として見られていることもうかがえます。

 一方、日本では「コンパクトなスポーティハッチバックの選択肢はいまや『GRヤリス』一択となったな」という声が挙がっています。

 これは、現在の日本市場において、本格的な4WDスポーツハッチという存在そのものが希少であることを背景にした評価といえます。「GRヤリス」が単に高性能なだけでなく、代わりの利かない存在と受け止められていることが分かります。

 また、同じく日本では「価格アップしちゃったけど、値上げ幅は微増。よく頑張った」という見方が出ています。今回の改良内容を踏まえた上で、今回の価格改定は比較的受け入れやすいと見る向きがあるようです。操縦性やタイヤ、装備仕様の最適化といった“中身の濃い改良”に対し、ユーザーが一定の納得感を示している構図がうかがえます。

 そんな中で、冷静な声もあります。「ステアリングとタイヤの変更がメインでエンジンは据え置き。これで価格アップは微妙」という意見や、「サーキットに行かない人にとって“GRステアリング”の恩恵はどこまで実感できるのだろう」といった疑問も見受けられます。

 今回の改良は“走りの質”に特化しているだけに、日常使いを重視する層には響きにくい部分もあるかもしれません。

 加えて、日本では既存オーナー視点での具体的な関心も見て取れます。例えば、「前期型に26式のタイヤは装着できないのかな?」という声です。

 これは単なる新型の評価にとどまらず、今回の改良内容を既存車両に取り込めるのかという実用的な関心であり、「GRヤリス」が“買って終わり”の存在ではなく、長くつき合いながら進化を追いかけたくなる存在であることを示しているようです。

* * *

 26式「GRヤリス」は、エンジンスペックを派手に引き上げたモデルではありませんが、モータースポーツの現場で培った知見を反映し、ステアリングやEPS、タイヤ、装備仕様といった、走りの精度と使い勝手に直結する部分を磨き上げた改良モデルです。

 そうした新型に寄せられる国内外の反応を見ると、26式は単なる年次改良ではなく、「GRヤリス」の魅力をさらに研ぎ澄ましたモデルとして受け止められているようです。“コンパクトな4WDスポーツハッチ”というジャンルにおいて、日本市場ではこれほど本気のモデルはなかなか存在しません。手に入れる価値は十分あるといえるでしょう。

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