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半世紀前の名車「Z1」のDNAは健在! カワサキが発売直後の「Z900RS」シリーズを実車展示 “伝説のレトロスポーツ”は8年ぶりの刷新で何が変わった?

「Z1」のDNAを受け継ぐ人気シリーズが8年ぶりの大刷新

 カワサキモータースジャパンは、大阪・東京の「モーターサイクルショー2026」において、新型「Z900RS」シリーズの実車を展示すると発表しました。

 2017年の発売以来、大型バイクの販売ランキングで常に上位に位置し続けてきたカワサキ「Z900RS」シリーズ。その人気の理由は明快です。1972年に誕生した伝説の名車「Z1」のデザインを現代の技術で蘇らせた、その1点に尽きます。レトロモダンなスタイリングは、多くのファンを魅了し続けています。

 そんな「Z900RS」が、約8年ぶりとなる大幅なモデルチェンジを実施。見た目はほぼ変わらないものの、エンジンや電子制御の刷新など中身を徹底的に進化させるという、ファンが最も望む形でのアップデートとなりました。

 新しい「Z900RS」シリーズは、スタンダードモデルの「Z900RS ブラックボールエディション」、ハイグレードモデルの「Z900RS SE」、そしてビキニカウルを装着した「Z900RS カフェ」の3モデルをラインナップしています。

 新型「Z900RS」シリーズのスタンダードモデルである「Z900RS ブラックボールエディション」は、車体に黒い“火の玉”グラフィックを採用。

 メーターベゼル、ヘッドライトリム、ハンドルバー、ブレーキ&クラッチレバー、燃料タンクキャップ、ドライブチェーンなど主要パーツもブラックでコーディネートしています。

カワサキ新型「Z900RS」シリーズ
カワサキ新型「Z900RS」シリーズ

 初代モデルを想起させるファイヤーボールパターンのグラフィックと、ブラックで統一された重厚なルックスにより、スタンダードモデルとは思えないほどの圧倒的な存在感を放ちます。

 加えて、ハンドルの位置やシート形状も見直されており、快適性がアップしているのも見逃せません。

 新型「Z900RS SE」は、上質な走りと装備を充実させたシリーズのハイグレードモデル。ゴールドアウターチューブと鮮やかなファイヤーボールカラーにより、存在感抜群のルックスが際立ちます。

 ハイグレードモデルらしく、オーリンズ製のリアサスペンションやブレンボ製のブレーキキャリパーを標準装備。しなやかな足回りと高い制動力を実現しています。

 また、「Z900RS」シリーズの基本性能を強化するETV(電子制御スロットルバルブ)やKCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)、KQS(カワサキクイックシフター)、クルーズコントロールなども搭載し、日常使いからスポーツ走行まで幅広く対応。

 IMUベースの電子制御やクルーズ機能、スマホ連携機能なども備えています。

 USB-C電源ソケットやGPS対応前後カメラシステムなどにより、ツーリングでの快適性も高めています。

 そして「Z900RS カフェ」は、クラシックな「Z900RS」にカフェレーサーらしいスポーティな装いをプラスした派生モデル。

 特徴的なビキニカウルやローポジションハンドル、専用ステップ&シートなどにより、アグレッシブなライディングポジションを実現するとともに走りの印象を強調しています。

 基本的なメカニズムは「Z900RS」シリーズ共通ですが、フロントまわりの造形やポジショニングの違いが印象的なルックスと動的特性を実現。

 SEと同様の電子制御を搭載し、スポーティな走りと快適性をバランスよく両立しているのもポイントです。

「モーターサイクルショー2026」では、シリーズ3台が並んだ状態で展示される予定とのこと。その造形美や迫力を肌で感じながら、それぞれの質感の違いなどを見比べることが可能です。

 また、実際にまたがってその魅力を確かめられる“またがり体験”も開催。スペックだけでは分からない足つき性やハンドルのポジション、タンク越しの景色などを確かめることができるでしょう。

* * *

 そんな新型「Z900RS」シリーズの最大のライバルとして注目を集めるのが、ホンダの「CB1000F」(消費税込139万7000円)。998ccの直列4気筒エンジンを搭載するネオクラシック系ネイキッドで、価格は「Z900RS ブラックボールエディション」より約13万円も安い設定です。

 カワサキの“Z1オマージュ”に対して、ホンダは“CBの系譜”を現代に蘇らせるという、まさにファン心理を揺さぶるライバルの構図。どちらを選ぶかは、カワサキ党かホンダ党か、そんな“永遠のライバル対決”も含めて、「モーターサイクルショー2026」では実車を見比べる価値が大いにありそうです。

■Z900RS SE
・価格(消費税込):183万7000円
・カラー:メタリックスパークブラック
・サイズ:全長2100×全幅815×全高1135mm
・シート高:820mm

■Z900RS ブラックボールエディション
・価格(消費税込):152万9000円
・カラー:エボニー
・サイズ:全長2100×全幅815×全高1135mm
・シート高:810mm

■Z900RS カフェ
・価格(消費税込):154万円
・カラー:エボニー
・サイズ:全長2100×全幅845×全高1190mm
・ホイールベース:1465mm
・シート高:820mm

■共通仕様
・ホイールベース:1465mm
・エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
・総排気量:948cc
・最高出力:116ps(85kW)/9300rpm
・最大トルク:98Nm/7700rpm
・燃料タンク容量:17リットル

Gallery 【画像】超カッコいい! これが進化したカワサキの新型「Z900RS」です(27枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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