なぜボルボのSUVは長く人気を保ってるの? 「XC60」「XC90」PHEVモデルに乗ってわかった“目に見える進化と見えない進化”とは
熟成した走りと、長寿モデルとは思えない新鮮さ
現行型「XC90」の日本発売は2016年1月、「XC60」は2017年10月と、いずれもなかなかの長寿モデルですが、そんな2台の最新モデルを箱根をメインにドライブしました。
最新モデルの変更点としては、UI(ユーザーインターフェース)の進化が挙げられます。
ちょうど少し前に紹介した一番新しい「EX30」系と同じような体裁になって、これはかなり使いやすくなっています。
より大きく、使いやすい新レイアウトになったセンターディスプレイには、より使いやすい新レイアウトが導入され、より速く、簡単に、直感的な操作が可能になりました。地図やメディア、電話など、よく使うアプリや操作をホーム画面にまとめて表示されるようになっています。
また、状況に応じて表示内容が変わる「コンテクスチュアルバー」が導入され、直近で使用したアプリや低速走行時には車外カメラのアイコンが表示されるようになりました。
さらにホーム画面のドライブモードから、ワンタップで各種モードにアクセスが可能になったのもとても便利です。

また、今使いたいであろうボタンが自動的に出てくるものと固定のものがあり、モード切替など従来だと階層に入っていかないと出てこなかった機能が一発で前面に表示されていたりと、いろいろ使いやすくなっています。
目の前のメーターも新しいデザインになっています。
従来の4つのタイルが表示されるタイプも、当時は使いやすいと考えてそうされていたわけですが、新しいほうが、どんな状態からでもホームボタンを押すともどってナビ画面が表示され点ひとつとっても便利になったといえそうです。
この新しいUIは、すでにGoogleを搭載しているボルボ車であれば自動的にOTAで更新されます。また今後さらに使いやすいUIが開発された際にも、もちろん自動的に更新され、すべて無料です。

さて、クルマの話にもどりましょう。
XC60というのは、デビュー時から売れ続けているベストセラーモデルで、世界のボルボ史上でも、ついにあの「240」を抜いて、歴代もっとも売れたモデルとなりました。
人気のヒケツとしては、4710mm×1915mm×1660mmという都会でも取り回ししやすいサイズ感と高い実用性、高い安全性能で家族での利用にも適した安心感と快適な室内空間などが挙げられます。

一方のXC90は、ボルボのフラッグシップ7シーターSUVです。
それでいて、3列シート7人乗りとファミリー向けであることから、ボルボの中でもっともユーザーの年齢層が若いこと
が特徴となっています。しかも、そのうち半分近くが、今回試乗したもっとも高価なPHEVだというから驚きです。
4955mm×1960mm×1775mmと堂々たるサイズを持ち、フラッグシップならではの高い高速巡行性能と静粛性や、モダンで洗練されたエクステリア、スカンジナビアンデザインの粋を集めたインテリアデザインなども特徴です。
今回試乗したのは、いずれもPHEVの「XC60 Ultra T6 AWD Plig-in hybrid」と「XC90 Ultra T8 AWD Plig-in hybrid」で、「T6」の前者はエンジン最高出力が186kW(253ps)で最大トルクが350Nm、「T8」の後者はエンジン最高出力が233kW(317ps)で最大トルクが400Nmを誇ります。
フロントモーターの最高出力が52kW、最大トルクが165Nmで、リアモーターの最高出力が107kW、最大トルクが309Nmとなっているのは2台とも共通です。
EV航続距離はそれぞれ約81kmと約73kmに達しています。
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