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JR九州の列車が2万円で2日間乗り放題! 九州新幹線全線開業から15年を記念した期間限定の「九州大冒険きっぷ」 ってどれだけオトク?

1泊2日でどんなオススメのルートが考えられる?

 ではこのきっぷを使い1泊2日で旅行するなら、どういったルートが楽しめるのでしょうか。

 本州から新幹線、もしくは空路で福岡入りして使うことも考え、博多駅を起点に考えてみましょう。

鹿児島県指宿名物の「砂風呂」
鹿児島県指宿名物の「砂風呂」

 まずは全九州版では、その利用エリアの広さを満喫するため、福岡〜熊本〜鹿児島〜宮崎〜大分と回り、福岡に戻ってくるルートが考えられます。

 たとえば1日目は博多駅から熊本駅まで九州新幹線で移動、熊本駅周辺を駆け足で楽しんでから鹿児島中央駅まで南下し、指宿駅まで足を伸ばして名物の「砂風呂」を満喫。その後、特急「きりしま」で宮崎駅まで移動し宿泊します。

 2日目は宮崎駅から別府駅まで特急「にちりん」で北上し、別府の温泉で存分に温まったあと、特急「ソニック」で小倉駅回りで博多駅まで戻るといったルートです。

 このルートでの普通乗車券は1万4770円(博多駅〜博多駅“一筆書き”、鹿児島中央駅〜指宿駅往復)、新幹線(博多駅〜熊本駅/熊本駅〜鹿児島中央駅)や在来線特急(鹿児島中央駅〜宮崎駅/宮崎駅〜別府駅/別府駅〜博多駅)の自由席特急料金の合計は1万3490円、トータルで2万8260円です。

 つまり九州大冒険きっぷを使うと、単純に大回りするだけでも8260円節約できることになります。

JR九州の西大山駅。JRの日本最南端の駅として知られている
JR九州の西大山駅。JRの日本最南端の駅として知られている

 北部九州版では、1日目に博多駅から長崎駅まで「リレーかもめ」と新幹線を乗り継いで観光、そのあと熊本駅に移動、阿蘇高原線(豊肥本線)を「九州横断特急」で乗り通し、大分駅で下車して宿泊。2日目はゆふ高原線(久大本線)で日田駅まで進み、“九州の小京都”と呼ばれる街並みの観光を楽しんだのちにBRTひこぼしライン(日田彦山線BRT)で添田駅までの山深い車窓を味わい、日田彦山線で小倉駅を経由して「ソニック」で博多駅に戻るというプランはどうでしょう。

 このルートでは普通乗車券が1万4500円(博多駅〜長崎駅/長崎駅〜日田駅/日田駅〜添田駅/添田駅〜博多駅)、新幹線(武雄温泉駅〜長崎駅/新鳥栖駅〜熊本駅)や在来線特急(熊本駅〜大分駅/大分駅〜日田駅/小倉駅〜博多駅)の自由席特急券の合計は1万750円です。細かく特急を利用するため、通常のきっぷなら合計2万5250円かかるところ、九州大冒険きっぷはその半額以下となり、大きくお得であることがわかります。

 またこどものきっぷは全九州版で3000円、北部九州版で2000円と、いわばバーゲン価格に設定されているため、子連れの旅行であれば、移動距離のより少ないルートでも、かなり格安な旅が楽しめそうです。

 利用できる期間はわずか9日間ですが、もしスケジュールが合うのであれば、このきっぷで九州の鉄道旅を満喫してみてはいかがでしょうか。

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植村祐介
植村祐介
ライター&プランナー
1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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