ちょっと休憩…のつもりが観光に!? 高速道路で“タイムスリップ気分” 江戸情緒あふれる街並みや和空間が魅力の「SA・PA」3選
街道の歴史や地域の伝統を外観と食で表現する和風の休憩施設
高速道路のサービスエリアやパーキングエリアには、その路線が並行する古くからの街道や、周辺地域の歴史的な背景をテーマにした空間づくりが行われている場所があります。
これらの場所では、利用者が移動の途中で日本の歴史や文化に触れられる工夫が施されており、通常の休憩施設とは異なる環境を提供しています。
今回は、江戸時代の風情や和風の意匠を取り入れることで、特徴的な環境を構築しているサービスエリアやパーキングエリアを3か所取り上げます。
●東北自動車道「羽生パーキングエリア(上り線)」
まず紹介するのは、東北自動車道にある「羽生パーキングエリア(上り線)」です。
埼玉県羽生市に位置するこの施設は「鬼平江戸処」というテーマが掲げられており、池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」の世界観を表現した空間となっています。

この地が選ばれた理由は、かつて近くの栗橋に江戸の入り口として機能していた栗橋関所が存在した歴史にちなんだものです。
建物の外観は、江戸庶民が華やいだ文化文政時代の町並みを忠実に再現しており、古き良き江戸の雰囲気が漂っています。
施設内には、小説の重要な舞台である軍鶏鍋屋を再現した「五鉄」が出店しており、当時をイメージした特製の軍鶏鍋などを味わうことができます。
また、1884年創業の老舗が監修した「本所さなだや」では本格的な江戸のそばが提供されるほか、うなぎ専門店「忠八」や江戸前料理の技術を引き継ぐ「万七」など、こだわりの飲食店が軒を連ねています。
さらに、1805年創業の「船橋屋」による元祖くず餅や、七福神をかたどった人形焼きを販売する「文楽焼本舗」など、和のスイーツも充実しています。
土産物店である「みやげ処 屋台連」では老舗の七味唐辛子や和雑貨、鬼平にちなんだオリジナル商品が多数取り揃えられており、江戸の文化を総合的に体験できる設計となっています。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】