トヨタの3列シートSUV「ハイランダー」19年ぶりに日本に復活! 本場アメリカのSNSで展開される“かつてのクルーガー”に対するリアルな評価
全長4.9m超のボディに都会的フォルム! 最新型「ハイランダー」の正体とは
トヨタ自動車は2026年4月2日、米国工場で生産する3列シートSUV「ハイランダー」を日本国内に導入すると発表しました。まずはトヨタモビリティ東京で同日より発売開始。全国展開は2026年夏以降が予定されています。
かつて日本でも「クルーガー」という名で親しまれ、現在は北米市場を中心に絶大な人気を獲得している「ハイランダー」。今回、トヨタ自動車は、2026年2月に施行された「米国で製造され、米国の安全性に適合する車両については、日本国内で追加の試験をおこなわずに販売できる制度」を活用し、ピックアップトラック「タンドラ」とともに日本市場に投入することとなりました。
北米市場では、2001年の初代モデルから2025年まで累計で約360万台以上のセールスを記録する「ハイランダー」ですが、現行モデルは乗用車ライクで上質な乗り味を実現するTNGAの“GA-K”プラットフォームを採用しています。
全長約4950mm、全幅約1930mmと「ランドクルーザー300」シリーズに迫る堂々としたボディサイズながら、ドロくささを感じさせない都会的で伸びやかなフォルムが特徴です。
フロントマスクには、シャープなLEDヘッドライトと台形の大開口フロントグリルを配置。サイドビューでは後方へとダイナミックに跳ね上がるプレスラインがスポーティな躍動感を演出しています。
3列シートを備えた7人乗りのゆとりあるキャビンは、パノラマルーフ、JBLプレミアムサウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイなどの快適装備が充実。サードシート使用時のラゲッジスペース容量は約330リットルで、3列目席の背もたれを倒すと約870リットルまで広がります。
今回、日本市場に投入されるグレード「リミテッド ZR ハイブリッド」(消費税込860万円)のパワーユニットは、優れた環境性能を誇る2.5リッター直列4気筒のハイブリッド仕様。システム最高出力184kW(ニュージーランド仕様)を発生します。
多人数乗車が可能なこの大ヒットモデルに対し、北米のユーザーたちはどのような評価を下しているのでしょう? 現地のSNSや掲示板に寄せられるリアルな声から、その実力をひも解いていきましょう。
●北米での反響1:ミニバンに代わる最適解! 圧倒的な燃費が絶賛
北米のネット上で最も評価されているのが、ハイブリッド仕様の驚異的な燃費です。
北米仕様のハイブリッド車は、車重約2トンの大型SUVでありながら「市街地でもリッター35マイル(約15km/L)前後をマークする」、「給油のたびにミニバンから乗り換えて正解だったと感じる」と、維持費に敏感なファミリー層から絶大な支持を集めています。

また、モーター走行時の静粛性の高さや高速道路における直進安定性、さらには移動時の疲労感の少なさを評価する声も目立ちます。
●北米での反響2:アシとしての“絶対的な信頼性”と高いリセールバリュー
トヨタ車ならではの“壊れにくさ”に対する信頼も、現地のSNSで頻繁に見られるトピックです。
「毎日子どもの送迎と買い物をこなし、週末は牽引トレーラーを引いてキャンプに出かけているが、全くノートラブル」、「10万マイル(約16万キロ)を超えても足まわりのヘタリを感じない」など、道具としてガンガン使い倒す北米ユーザーたちにも、その耐久性が高く評価されています。
さらに、「数年乗って手放す際の下取り価格が非常に高い」という、リセールバリューの高さに言及する声も多数寄せられています。
●北米での反響3:唯一の弱点!? 3列目シートの居住性に対するシビアな声
一方で、購入後の不満として挙がっているのが、キャビン後方のスペース設計についてです。
全長約4950mmという巨大なボディサイズにもかかわらず、「3列目シートの足元空間は狭く、大人が長時間座るには適していない」、「実質的には子ども専用の補助席」という厳しい指摘が少なくありません。
また、「サードシートを使うと、ラゲッジスペースにベビーカーや大型のスーツケースが収まらない」といった具合に、多人数でのフル乗車時における荷室容量の不足を嘆く声も見られます。
なお北米市場では、こうした指摘に応える形で、さらにボディを延長した「グランドハイランダー」が追加投入されています。
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広大な北米大陸で鍛え上げられた優れた実用性と高度なハイブリッド技術、そして現実的なパッケージング。これらが本場アメリカで、長く支持され続けている理由といえるでしょう。
現在の日本市場を見回してみると、マツダ「CX-80」など3列シートSUVのニーズは確実に存在していることがうかがえます。多人数乗車可能なSUVの新たな選択肢として、北米育ちの「ハイランダー」が日本でどのような評価を受けるのか、今から楽しみです。
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