SUV全盛期でもセダンが“王道”なのは変わらない! 先進機能と高出力ユニットで一歩先を行く「国産パフォーマンスセダン」3選
続いては、トヨタとホンダのセダンを紹介
●トヨタ「クラウン(セダン)」
次に紹介するのは、日本の高級セダンの代名詞として歴史を重ねてきたトヨタ「クラウン(セダン)」です。
16代目となった現行シリーズの中で正統派セダンとして再定義されたこのモデルは、後輪駆動用のGA-Lプラットフォームが採用されています。

エクステリアは、水平基調の造形をベースに、4眼LEDヘッドランプや、ワイド感を強調する横一線のリアコンビネーションランプが配置されています。
また、インテリアには、杢目調パネルや表皮巻きが採用されているほか、64色の切り替えが可能なマルチカラーイルミネーションによる光の演出が施されています。
そしてパワートレインには、2.5リッターマルチステージハイブリッドシステムと、水素を燃料とする燃料電池(FCEV)システムの2種類が用意されています。
FCEVモデルは最高出力182ps、最大トルク300Nmを発揮する高出力モーターを搭載し、約820kmの一充填走行距離を実現しています。
また、クラウンには高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」が搭載されており、駐車操作を支援する「アドバンスト パーク」や、高速道路での渋滞時支援をおこなう「アドバンスト ドライブ」が利用可能です。
なお、価格はハイブリッド車の「Z」グレードが730万円、燃料電池車の「Z」グレードが830万円です。
また、70周年記念の特別仕様車である「Z“THE 70th”」は、ハイブリッド車が755万円、燃料電池車が855万円という設定になっています。
●ホンダ「アコード」
最後に紹介するのは、2024年にフルモデルチェンジが実施されたホンダ「アコード」です。
アコードは1976年に初代が登場して以来、ホンダの基幹セダンとして支持されてきた系譜を持ち、11代目となる現行モデルでは「スポーツ e:HEV」を軸とした性能が追求されています。

エクステリアは、低くワイドなプロポーションとなだらかなクーペフォルムを特徴とし、フルLEDヘッドライトによって精悍なフロントマスクを構築しています。
また、インテリアは水平基調のインストルメントパネルを採用し、本革を用いたシートやステアリングホイールが標準装備されています。
そして、パワートレインには、2リッター直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されています。
このシステムは、EV走行やハイブリッド走行、エンジンドライブモードを走行状況に応じて自動で切り替えるしくみです。
くわえて、先進安全装備としては、最新の全方位安全運転支援システム「ホンダ センシング 360」を標準採用しているほか、上位グレードには高速道路でのハンズオフ機能を備えた「ホンダ センシング 360+」が搭載され、車線変更支援やドライバー異常時対応システムも含まれています。
なお、価格は、「e:HEV」グレードが559万9000円、「e:HEV ホンダ センシング 360+」グレードが599万9400円です。
※ ※ ※
今回取り上げた3モデルは、それぞれ異なるアプローチから走行性能や快適性が高められている点が特徴です。
燃料電池や最新のハイブリッド、大出力のツインターボといった多様な選択肢は、技術の過渡期における国産メーカーの層の厚さを示しているといえます。
今後も環境性能とパフォーマンスの融合により、国産セダンの価値が一層深まっていくことが期待されます。
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