日本じゃ見かけない“レアなホンダ車”「RVT1000R」が米国オークションで落札 N.ヘイデン選手の名を冠した22年前の特別な1台の価値は
低走行かつ維持状態が良好な個体の詳細と落札価格
今回オークションに出品された個体は、北米仕様としての特徴を色濃く残しています。

エクステリアは、レッドとシルバーメタリックを基調としたカラーリングに、ブラックとホワイトのアクセントが施されたグラフィックで構成されています。
そして、フルカウルのボディワークは、サイドに配置されたラジエーターを取り囲むような造形となっており、V型2気筒エンジンならではのスリムな車体幅を維持しています。
また、足まわりには17インチのキャスト合金ホイールが装着されており、カラーはブラックで塗装されています。
ブレーキシステムは、フロントに320mmのダブルディスクとゴールド塗装が施されたニッシン製の対向4ピストンキャリパーを装備し、リアには220mmのシングルディスクを採用しています。
くわえて、コックピット周辺には、トップブリッジの下に固定されたクリップオンハンドルバーが備わり、本格的な前傾姿勢をうながすレイアウトとなっています。
計器類はLCD方式のデジタルメーターが採用されており、バーグラフ式のタコメーターやスピードメーターが配置されています。
そして、この個体の特筆すべき点はその走行距離であり、オドメーターの表示はわずか3000マイル、約4800kmにとどまっています。
現オーナーは2019年12月にこのバイクを入手しましたが、所有期間中の走行距離はわずか30マイル程度であり、主に屋内保管されていたことが推測されます。
また、エンジン周りの状態や外装の各部についても、20年以上が経過した車両としては非常に良好なコンディションが保たれています。
メンテナンス履歴としては、2024年にオイル交換が実施されたほか、バッテリーの交換もおこなわれており、すぐに始動可能な状態にあります。
なお、今回のオークションでは22件の入札を集め、最終的に1万6500ドル(約263万円)で落札されました。
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RVT1000R ニッキー・ヘイデン・エディションは、レースへの参戦を目的とした車両設計と、北米での競技実績を記録する特別仕様が特徴です。
今回のオークションの結果からは、往年のスーパーバイクレプリカがコレクターズアイテムとしての地位を確立しているようすがうかがえます。
大排気量Vツインスポーツという現在は希少となったパッケージングは、今後も愛好家の間で価値を維持し続けることが予想されます。
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