じつは悪路だってイケちゃうんだよね 単気筒の鼓動も気持ちいい スタイリッシュでクラシックな「スクランブラー」3選
続いては輸入車のスクランブラー2台
●トライアンフ「スクランブラー 400 X」
続いて、トライアンフ「スクランブラー 400 X」を取り上げます。

2023年に登場したスクランブラー 400 Xは、トライアンフのスクランブラーシリーズの構成を継承しつつ、400ccクラスに向けて完全新設計された一台で、こちらも現行で新車購入が可能です。
外観は、伝統的なシルエットにリブ付きのベンチシート、ライトグリルなどのオフロード向け装備をほどこしたスタイルが採用されています。
そしてエンジンは、最高出力40ps、最大トルク37.5Nmを発揮する398.15ccの水冷単気筒DOHC4バルブを搭載しています。
さらに、シフトチェンジ時の操作荷重を軽減するために、6速ギアボックスとトルクアシストクラッチが組み合わせられているのも、スクランブラー 400 Xの特徴です。
また、電子制御スロットルにくわえ、切替式のトラクションコントロールとABSを装備しています。なお、オフロード走行時にはハンドルバーの操作によりトラクションコントロールとABSをオフに設定することも可能です。
くわえて、スクランブラー 400 Xのシャシーには専用設計のフレームが採用されているほか、フロント19インチ、リア17インチのアルミニウムホイールも装着されています。
また、サスペンションはストローク量を150mm確保した43mm径の倒立フォークと、プリロード調整式のリアモノショックを備えています。
なお、スクランブラー 400 Xの価格は82万9000円です。
●ハスクバーナ「スヴァルトピレン 401」
最後に、スウェーデンのバイクブランドであるハスクバーナの「スヴァルトピレン 401」を取り上げます。

スヴァルトピレン 401は、都市部での走行を主眼に置きつつオフロード性能も付加されたモデルで、こちらも新車での購入が可能です。
「スヴァルトピレン」とはスウェーデン語で「黒い矢」を意味しており、その名の通り外装はダークなカラーリングを基調とした直線的なフォルムになっています。
また、13Lの燃料タンクには積載用のラゲッジラックが標準装備されているほか、エンジンは排気量398.6ccの新しい水冷単気筒を搭載し、最高出力45psを発生させます。
さらに、スヴァルトピレン 401にはクラッチ操作なしでの変速を可能にする「イージーシフト」や、コーナリングABS、トラクションコントロールなどの電子制御も標準装備されています。
くわえて、ライドモードは「Street」と「Rain」の2種類から選択でき、路面状況に応じた出力特性に変更できます。
足まわりには、減衰力の調整が可能な43mm径のWP製APEX倒立フォークが採用されています。
また、5インチのTFTフルカラーディスプレイを搭載し、スマートフォンとのBluetooth接続による各種操作にも対応しています。
なお、スヴァルトピレン 401の価格は84万7000円です。
※ ※ ※
現代のスクランブラーは、独自の造形を維持しながらも、電子制御や専用のシャシ設計により、多様な路面状況への対応力を備えています。
とくに、日常の利便性と非舗装路での走行性能を両立させたこれらのモデルは、市場において独自のカテゴリーを形成しているといえそうです。
今後も、単気筒エンジンが持つ鼓動感と高い環境性能を活かしながら、より幅広いシーンで個性を発揮するモデルの展開が期待されます。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】