「ソース作りに1カ月も!?」北砂の街で長らく愛され続ける『洋食のグルメ』(江東区)のお味とは【何度でも行きたい町洋食#30】
商店街の近く、住宅街にひっそりと佇む人気洋食店
1981(昭和56)年オープン、江東区、砂町銀座商店街の通りから曲がって少しいった場所にあるのが「洋食のグルメ」。
「元々は、『日本橋たいめいけん』初代の娘さんの旦那さんと一緒にやっていたんですよ」と話すのはオーナーシェフの鳥海進さん。
高校卒業後、調理専門学校に進み、卒業後東京駅近くにあった洋食店で修行。その後、実家に戻り自分の店を出すことに。
「実家は豆腐店だったので、半分は父の豆腐店、半分は自分の洋食店として始めました」
その後、全面的に洋食店となってからは北砂の街でずっと愛され続けているお店となっています。

「40年以上、丹精を込めておいしい洋食を作っています。ぜひ自慢のデミグラスソースで食べる洋食を楽しんでいただけたらと思います」
昼は鳥海さんご夫婦で、夜は息子さんが腕を振るう「洋食のグルメ」で食べたいおすすめの料理を紹介します。
牛肉をじっくり煮込んだ自慢の一品。「国産牛を使ったグルメのハヤシライス」
「牛すじや鶏ガラ、野菜などで毎日火入れし、継ぎ足しで1ヶ月かけて作るデミグラスソースで作るハヤシライスです。ハンバーグもこのデミグラスソースを使っているんですよ」

ソース作りに1ヶ月かけるのはすごい!
オーナー渾身のデミグラスソースをもとにつくるハヤシライスは、タマネギのシャキシャキと牛肉の柔らかさが対比的で、優しい旨味と深いコク。贅沢な美味しさです。
4種のソースから選べる「ハンバーグ定食」
オーナーが手ごねで成形したのち、フライパンで焼き目をつけ、オーブンに入れて仕上げるハンバーグ。デミグラスソース、トマトソース、クリームソース、和風ソースの4種から選ぶことができます。
「ハンバーグは牛8:豚2の合挽ですね。もちろんこれにも、じっくり作り上げたデミグラスソースがかかっています」

ナイフを入れると柔らかく、肉汁がじんわり溢れ出てくるハンバーグ。最初はそのまま、途中から目玉焼きをカットして、卵のまろやかさも堪能します。
口の中が濃厚になったら、ゴハン、そしてお味噌汁で口の中をリセット。ナポリタンの付け合わせも、ザ・ハンバーグの付け合わせ、という感じでとってもいい。
ハヤシライスの時より、より濃厚な旨みを感じるデミグラスソース。最後にこのソースをゴハンにかけてシメたくなる、多幸感を感じる美味しさです。
ジンジャーの香りが食欲をそそる! 洋食屋さんだけれど生姜焼き!
そして、洋食のお店だけれど、これも人気が高い、というのが生姜焼き。醤油ベースのソースに、生姜がしっかりときいたゴハンの進む美味しさです。
肉は豚ロース肉。程よい厚みで、ブリッとした弾力、そして噛み締めると旨みが一気に広がってきます。

「常連のお客様の中には、うちに来たら生姜焼き、と決まっている方もいますね」
その気持ち、とてもよくわかります! そして、常連客の方が必ず頼む、という一品が…。
実は人気メニュー、常連客が必ず頼む「コールスロー」
そして、隠れた名物なのが「コールスロー」250円。ドレッシングはもちろん自家製です。
「オイルに白ワインビネガー、砂糖と塩などで。これも評判がいいんですよ」

簡単そうに見えて、実は味のバランスが繊細なコールスローサラダ。市販品ではない、自家製ドレッシングのおいしさは、さすが46年の歴史があるお店だとしみじみ思います。

オーナー自慢のデミグラスソースを使ったメニューは他にも、「和牛ビーフシチュー」(サラダ・パン付き)2400円があります。また、寒い季節には季節限定の牡蠣を使った料理のほか、「土鍋で熱々カツ煮定食」1550円も暖まりそう。
そして、要予約ですがお弁当もあり、テイクアウトすれば自宅などでも楽しめます。
砂町銀座やアリオ北砂でお買い物を楽しんだ後、ランチを楽しむのもいいし、東京都現代美術館や深川江戸資料館などを見学した後、街歩きを楽しみながら店に向かうのも良さそう。
次回はオムライスやフライなど別メニューを食べに、また来たいと思います!
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