2000年代のアーカイブを再構築――オリス「アートリエ コンプリケーション」が導く“ミニマリズムと複雑機構の融合”とは
クラシカル回帰の流れを受けて、2000年代のアーカイブが待望の復活
1904年にスイス・ヘルシュタインで創業して以来、世界でも数少ない独立系ブランドとして独創的なコレクションを展開してきたオリス。
数あるアーカイブの中でも知性漂うドレスウォッチとして愛されたのが、2000年代に登場したアートリエ・コレクションです。一連のタイムピースは、クラシカルな意匠や複雑機構を通じて、機械式時計を愛でる喜びや、知的好奇心を刺激する奥深さを体現してきました。
近年はダイバーズやパイロットウォッチの目覚ましい成功の陰で、その存在感はやや控えめになっていましたが、にわかに高まりつつあるクラシカル回帰のトレンドを受けて今春新たなコレクションとしてリバイバル。4月に開催されたウォッチズ・アンド・ワンダーズではモダンに生まれ変わった3機種を披露しました。
中でもぜひ注目しておきたいのが今回ご紹介する「アートリエ コンプリケーション」。ブランドが築いた歴史を継承しつつ、現代の美意識に即したミニマリズムを融合させた象徴的なモデルです。

複雑機構をあえてシンプルに表現。今の時代にふさわしい新たなコンプリケーション
新生「アートリエ コンプリケーション」最大の魅力は、ミニマムでモダンなデザインにあります。
旧コレクションでは日付、曜日、第2時間帯にムーンフェイズを合わせた4つのサブダイヤルを備えていたのに対し、新モデルでは12時位置のムーンフェイズと6時位置の第2時間帯のみを残したシンプルな構成へと刷新したことで、必要な情報に即座にアクセスできるようになっています。
静謐でクリーンな印象のデザインを手掛けたのは、弱冠24歳のプロダクトデザインエンジニア、レナ・フヴィラー氏。ダイヤルはいずれも中央部分をハンマー仕上げとし、外周にマット仕上げ、サブダイヤルにスネイル仕上げを施すなど変化をつけて、視覚的な楽しさと確かな判読性を提供しています。
内側に向けて僅かにシェイプしたインデックス、先端をあえて尖らせずにスクエア型で仕上げた時分針、“Artelier”と“Swiss Made”の表記に用いられたサンセリフフォントなど、ディテールにも今の時代にふさわしいモダンな空気をまといます。
カラーバリエーションは、いずれも静かな陰影に落ちつきを感じさせるアイボリー、ブルー、チェスナットの3種類。バンド部はそれぞれレザーストラップと3列ブレスレットから選択できます。
ただ過去を懐かしむための復刻ではなく、変化の激しい現代において、変わらぬ品格と知性を手元に添えるという使命を託された新たな「アートリエ コンプリケーション」。
オリスが目指す、実用とエレガンスのさらなる調和を予感させる、輝かしい第一歩と呼ぶべきタイムピースです。

製品仕様
「オリス アートリエ コンプリケーション」
・品番:
Ref.782 7811 4051-07 6 20 17FC(アイボリー/レザー)
Ref.782 7811 4051-07 8 20 20(アイボリー/ブレスレット)
Ref.782 7811 4055-07 6 20 17FC(ミッドナイトブルー/レザー)
Ref.782 7811 4055-07 8 20 20(ミッドナイトブルー/ブレスレット)
Ref.782 7811 4056-07 6 20 17FC(チェスナット/レザー)
Ref.782 7811 4056-07 8 20 20(チェスナット/ブレスレット)
・価格(消費税込):46万2000円(レザーストラップ)、50万6000円(ブレスレット)
・ケースサイズ:39.50mm径・11.80mm厚
・ケース:マルチピース ステンレススチール
・バンド:ダークブラウンレザーストラップ または ステンレススチールブレスレット
・風防:両面ドーム型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
・ムーブメント:自動巻き オリス キャリバー782(時・分・秒、ムーンフェイズ、第2時間帯表示)
・駆動時間:パワーリザーブ約41時間
・防水性能:3気圧防水
・発売時期:2026年5月
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