VAGUE(ヴァーグ)

気張らずにラクな姿勢で乗れるから 疲れにくいってのがまた良いよね! 長距離ツーリングは大得意なカワサキの「ネイキッド」3選

続いては 走りの素性も光るクルーザーと 待望のネオクラシック

●「バルカンS」

 続いて取り上げる「バルカンS」は、今回ご紹介する3台の中でもっともクルーザーらしい骨太なスタイルを色濃く反映したミドルクラスモデルです。

カワサキ「バルカンS」
カワサキ「バルカンS」

 地を這うような低重心プロポーションに、美しい弧を描くティアドロップ型のフューエルタンクをブレレンド。伝統的なアメリカンの枠に収まらない、スポーティかつエレガントなオーラを放っています。

 そしてこのモデル最大のハイライトが、カワサキ独自のライディングポジション調整機構「ERGO-FIT(エルゴフィット)」の採用です。シートやステップ、ハンドルバーの位置を好みに応じて変更できるため、ライダーそれぞれの体型にジャストフィットする理想のポジションを作り出すことができます。

 パワーユニットには、最高出力61ps、最大トルク62Nmを誇る649ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載。ストリートでの扱いやすさはもちろん、高回転までキモチよく回るレスポンスの良さも大きな魅力です。

 車重は229kgとやや手応えのある数値ですが、705mmという超低シート高による抜群の足つき性と、絶妙な重心バランスのおかげで、実際の取り回しは数値以上にイージー。電子制御には信頼のABSを標準装備し、安全への配慮も抜かりありません。

 こちらの「バルカンS」の価格は、105万6000円に設定されています。

●「W230」

そして最後を飾るのが、カワサキの輝かしい歴史を現代に伝える伝統の「W」ブランドから登場した末弟、「W230」です。

カワサキ「W230」
カワサキ「W230」

 このモデルは、1965年誕生の名車「650-W1」から連綿と受け継がれてきた“Wのスピリット”を色濃く投影し、今の時代に扱いやすい250ccクラス(軽二輪)として新規開発されました。

 なんといっても惚れ惚れするのが、そのオーセンティックな佇まい。クラシカルな丸型2連メーターや気品あるスポークホイール、美しい光沢を放つティアドロップタンク、そしてタンクサイドに輝く立体的なWエンブレムなど、どこを見渡しても上質なレトロモダンにあふれています。

 パワーの源は、232ccの空冷4ストローク単気筒エンジン。最高出力18ps、最大トルク18Nmというスペックで、心地よい排気パルス(鼓動感)を響かせながら、低中速域でトコトコと景色を楽しみながら流すような走りにベストマッチします。
 
さらに、車両重量は143kgと驚くほど軽量で、シート高も745mmと低め。バイクの押し引きに自信がない方や、これが初めての愛車となるエントリーライダーでも、肩の力を抜いて付き合える親切設計が魅力です。

 また、足元には現代の安全基準であるABSをしっかりと装備し、レトロな見た目とは裏腹に安心感もトップクラス。

 価格は66万5500円に抑えられており、このクラスのネオクラシックとしては極めて高いコストパフォーマンスを誇る1台に仕上がっています。

※ ※ ※

 今回はカワサキの現行ラインアップから個性豊かな3車種をご紹介しました。

 いずれのモデルも、ライダーの身体に過度な負担をかけない優しいポジション設計が貫かれており、長距離のグランドツーリングから日々のシティランまで、どこまでも快適に走り続けられる工夫が凝らされています。

 軽量さや扱いやすさ、あるいはエンジンのキャラクターによって「ビギナー向け」「オールラウンダー」「スポーツ志向」とそれぞれの個性は分かれますが、どれを選んでも走る楽しさと高い快適性を約束してくれる、一見の価値ありなネイキッドバイクたちです。

Gallery 【画像】超カッコいい! カワサキのネイキッドバイク3台を写真で見る(46枚)
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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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