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“眠りたい時刻”を起点に生活リズムを整える──バルミューダ「The Clock」に新機能「ナイトルーティン」追加 まずはiOS版から

眠る前の習慣づくりをサポート

 バルミューダは2026年7月28日、パーソナルクロック「The Clock」に新機能「ナイトルーティン」を追加し、iOS版での提供を開始しました。すでにThe Clockを使っているユーザーも、ソフトウエアのアップデートによって利用できます。

 都内で開かれた新機能の発表会では、バルミューダの寺尾玄社長と睡眠ウェルネスアドバイザーの谷明洋氏が、新機能と日本人の睡眠時間について解説しました。

バルミューダのパーソナルクロック「The Clock」
バルミューダのパーソナルクロック「The Clock」

「The Clock」が単なる時計や目覚まし時計ではないことは、これまでもVAGUEで紹介してきました。朝は穏やかな目覚めを促すアラーム、日中はタイマー、夜はリラックスサウンドの提供と、開発コンセプトは「1日のリズムをつくる」というものです。

 バルミューダが「The Clock」についてユーザーアンケートを実施したところ、多くの人が寝室やベッドサイドで使用し、特に「リラックスタイム」やアラーム機能の利用率が高いことが判明。これについて日本睡眠科学研究所と共同で検証すると、既存機能「リラックスタイム」を就寝前に利用することで、入眠までの時間が短縮し、睡眠中の覚醒回数が減少するという結果が出ました。睡眠効率も改善し、翌朝の疲労感やだるさが軽減されるなど、ポジティブな変化が確認されました。

 こうしたユーザーの利用実態や検証結果を踏まえ、特にバルミューダが着目したのが「眠る前の時間」です。

 バルミューダの寺尾社長は、「寝る前の習慣をつくることは、睡眠時間の確保にもつながり、睡眠を妨げる行動を見直すきっかけにもなる」と説明します。さらに、体は同じ行動を繰り返すことで「これから眠る時間だ」と認知するきっかけにもなるとのこと。

 また谷氏は、「睡眠不足」と「不眠」は全く異なる問題だと指摘します。眠れない原因は仕事の悩みや温湿度、生活リズム、摂取したカフェイン量など人それぞれであり、自分の原因に合った対策を見つけることが重要で、「ナイトルーティン」はこうした考えのもと開発されたとのことです。

 寺尾社長は、「人が覚醒状態から睡眠状態へ切り替わるには、自分の経験では1時間半くらいかかります。だからこそ、その時間をサポートするデバイスが必要だと思ったのです」と、開発の背景を説明しました。

 そんな「ナイトルーティン」では、起床時刻ではなく「眠りたい時刻」を設定します。初期設定では就寝時刻の90分前に「ルーティン1」のサウンドが再生され、続いて30分前にはより深いリラックスを促す「ルーティン2」へ。そして就寝時刻になると優しいチャイムが鳴り、寝室への移動を促した後、スリープサウンドが再生されるというものです。各サウンドや再生時間、チャイムの有無などは、アプリを通じてカスタマイズできます。

Next「ナイトルーティン」、寺尾社長はどう使っている?
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