SUVなのに“ドリフトモード”を用意!? メルセデスAMG新型「GLC 53」が日本上陸! 449馬力の直6ターボを積む高性能SUVは何が変わった?
449psの直6ターボを搭載! 高回転域まで伸びる特性
メルセデス・ベンツ日本は2026年9月18日、ミッドサイズのプレミアムSUV「GLC」のラインナップに、高性能版であるメルセデスAMG「GLC53 4マチック+(ISG)」を追加。SUVとクーペの2タイプを発売しました。
「GLC」は、日本では2016年にSUV、2017年にクーペが登場。2020年と2021年にはメルセデス・ベンツのSUVとして世界で最も販売されたモデルとなり、日本でも2025年の海外メーカー車の年間登録台数で3位、ミドルサイズSUVでは首位を獲得しています。
今回追加されたメルセデスAMG「GLC53」の大きな特徴は、進化した3リッター直列6気筒ターボエンジン“M256M EVO”です。
新しいシリンダーヘッドや吸気カムシャフト、容量を拡大した吸気システムやインタークーラーなどを採用。トルクの立ち上がりとレスポンスを向上させるとともに、高回転域まで力強く伸びる出力特性に仕上げています。
さらに、ブースト圧1.5barのターボチャージャーに加え、電動コンプレッサーも改良。最大7.5kWの電力で過給することでスロットルレスポンスを高めています。
最高出力は449ps(330kW)、最大トルクは600Nmで、オーバーブースト時はトルクが最長10秒間、640Nmまで高まります。
そこに組み合わされるのは、第2世代の“ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)”と48V電気システム。“ISG”は17kW、205Nmを発生し、短時間のパワーブーストのほか、回生ブレーキやエンジンのなめらかな再始動などを担います。

トランスミッションには“AMGスピードシフトTCT 9G”を搭載。素早い変速やダブルクラッチ機能、多段ダウンシフトに対応し、パドルシフトによるマニュアル操作も可能となっています。
●AMGのSUVでは初の“ドリフトモード”を用意
パワートレインだけでなくシャシーにも「GLC53」ならではの装備が採用されています。
駆動方式には、前後のトルク配分を状況に応じて変化させる完全可変式4輪駆動システム“AMG 4マチック+”を標準装備。「ESP Sport」モードでは、より後輪寄りの走行特性を得ることができます。
さらに“リア・アクスルステアリング”も標準装備。100km/hまでは後輪を前輪と逆方向に最大2.5度操舵して取り回しや俊敏性を高める一方、100km/h以上では前輪と同じ方向に最大0.7度操舵することで、高速域での安定性を高めます。
そして今回、とりわけ注目したいのが、メルセデスAMGのSUVで初めて設定された“ドリフトモード”です。
有償オプションの「AMGダイナミックパッケージ」選択時に備わる機能で、オンにすると全速度域で後輪駆動車として作動。“電子制御AMGリミテッドスリップデフ”と専用制御ロジックを組み合わせることで、よりダイナミックな走りを可能にしています。
サスペンションには、アダプティブダンピングシステムを備えた“AMGライドコントロール”を採用。「Comfort」、「Sport」、「Sport+」の3段階でダンパー特性を変更できます。
また、フロントに390mm径のベンチレーテッドディスクと6ピストン固定式キャリパー、リアに360mm径のディスクを備える“AMGハイパフォーマンスブレーキシステム”も装備されます。
価格(消費税込、以下同)は、SUVのメルセデスAMG「GLC53 4マチック+(ISG)」が1275万円、同クーペが1318万円。
このほか、日本市場導入記念限定モデル「エディション ダーク パフォーマンス」も150台限定で用意。21インチの鍛造AMGアルミホイールやAMGナイトパッケージ、限定車専用デカールなどを装備し、SUVが50台、クーペが100台限定で販売されます。価格はSUVが1558万円、クーペが1585万円となっています。
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449psの直列6気筒ターボを軸に、4輪駆動や後輪操舵を組み合わせながら、必要に応じて後輪駆動にして“ドリフトモード”も楽しめる「GLC53」。SUVとしての実用性だけでなく、AMGらしいドライビング性能をより前面に押し出したモデルとなっています。
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