半世紀前 実際に米国オレゴン警察で使われていた“白バイ”がオークション登場 ホンダ「CB450」ポリススペシャルの価値は
欧州車に対抗すべく誕生したホンダの大型モデル、ドリームCB450の系譜
2026年9月、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」において、1970年式のホンダ「CB450 ポリススペシャル」が登場しました。
このモデルのルーツとなる初代「ドリームCB450」は、1965年にホンダのフラッグシップとして世界市場に向けて発売されたオートバイです。
1960年代初頭、アメリカ市場では欧州メーカーの500ccから650ccの大排気量車が主流であり、当時のホンダの最大排気量車であった305ccモデルでは対抗することが困難でした。
そこでホンダは、ロードレース世界選手権で培った高回転高出力の技術を投入し、欧州の大排気量モデルに対抗できるスポーツモデルの開発を進めました。
こうして登場したCB450は、当時の量産二輪車としては先進的な機構を採用し、大排気量車と同等の動力性能を実現したことで知られています。

デザイン面では、重厚感のあるフューエルタンクやメッキ処理されたサイドパネル、クローム仕上げのデュアルエキゾーストなど、存在感のあるフォルムが特徴となっています。
1968年にはフルモデルチェンジが行われ、その後も細かな仕様変更を重ねながら、扱いやすい車体サイズと2気筒エンジンのフィーリングで長くユーザーに支持されました。
技術的な側面では、空冷4ストロークDOHC2気筒444ccエンジンを搭載しています。
トーションバー式バルブスプリングやケイヒン製デュアルキャブレターを装備し、当時の公称スペックでは最高出力45ps、最大トルク36.6Nmを発揮する性能を有していました。
トランスミッションには5段マニュアルを採用しており、後輪へ効率的にパワーを伝達する設計となっています。
時速120マイルまで刻まれたスピードメーターには各ギアの推奨速度が記載されており、高い走行性能を備えていたことがうかがえます。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】