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“CB400スーパーフォアより、こっちが本命かも”!? ホンダ新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」に試乗! 58馬力の4気筒は街乗りもツーリングも快適

前傾はキツくない! 街乗りからツーリングまで楽しめる乗り味

 実際に新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」に乗り込んでみると、まず足つき性のよさに驚かされます。

 シート高は780mmと兄弟モデルである「CB400スーパーフォア Eクラッチ」と同じ数値ですが、こちらの方が足つき性はよいように感じます。その理由は、シートの前側とタンク後端が絞り込まれた形状になっていることと、プロリンク式リアサスペンションの沈み込みが大きく取られているためです。

 ハンドルは、トップブリッジ下にマウントされたセパレートタイプ。ただし乗車姿勢は、見た目から想像するほど前傾ではありませんでした。グリップ位置がやや高く、手前にくる絶妙なハンドル形状となっているためです。

 ライディングポジションは、ネイキッドモデルの「CB400スーパーフォア Eクラッチ」と比べてバイクとの一体感が高いもの。タンクとシートの形状によってやや前寄りに着座できることと、タンクに覆いかぶさるような姿勢になることがその理由でしょう。

 それでいて、前傾になり過ぎず、快適性が高いもので、ツーリングも楽にこなせそうです。近年のスーパースポーツバイクは着座位置が高く、コーナーでは高い位置から車体を倒していく感覚になるモデルが多いのですが、新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」は低い着座位置から車体とともに倒していくイメージと、ハンドリングにも違いがあります。

 そのため扱いやすく、初級者でも馴染みやすそう。免許を取ったばかりのライダーが選んだとしても、戸まどうことはないでしょう。また、スーパースポーツバイクの前傾姿勢がキツく感じるようになってきたベテランライダーが乗っても安心できるものです。

ホンダ新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」
ホンダ新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」

 エンジン特性は、4気筒らしく低回転域からスムーズ。高回転域では気持ちいい吹け上がりを感じられます。特に6000rpmより上の加速感は、胸のすくような排気音が響き、爽快のひと言。ラムエアダクトを装備しているためか、「CB400スーパーフォア Eクラッチ」と比べても高回転域の気持ちよさは上のように感じられます。

 新たに装備された“Eクラッチ(Honda E-Clutch)”の恩恵も大きく、左手でクラッチを操作する必要がないため、長距離のライディングも快適。また、“Eクラッチ”と電子制御スロットルが組み合わされ、シフトダウン時にブリッピングを自動でおこなってくれるため、その排気音が聞きたくてなり、ついつい余計にシフトダウンをしたくなるほどでした。

 公道では十分以上にパワフルな上に、大排気量モデルとは違って気持ちのいい回転域を多用して走れるのがこのクラスのスポーツバイクの魅力。新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」はフルカウルバイクではありますが、ワインディングを楽しめるのはもちろん、街乗りからツーリングまでマルチに使えるキャラクターに仕上がっています。フルカウルスポーツバイクの新たなベンチマークとなるモデルだと感じました。

●製品仕様
・価格(消費税込):119万9000円〜
・サイズ:2055×760×1125mm
・シート高:780mm
・車両重量:187kg
・エンジン:水冷4気筒DOHC4バルブ
・総排気量:399cc
・最高出力:58ps(43kW)/1万1500rpm
・最大トルク:38Nm/9750rpm

Gallery 【画像】ツインラムエアダクトや専用マフラーに注目! ホンダ新型「CBR400Rフォア」を写真で見る(30枚以上)
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