“CB400スーパーフォアより、こっちが本命かも”!? ホンダ新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」に試乗! 58馬力の4気筒は街乗りもツーリングも快適
四半世紀ぶりの400cc直4フルカウル 「CB400スーパーフォア」と何が違う?
「モーターサイクルショー2026」でお披露目され、大きな話題を集めた4気筒のフルカウルバイクがホンダ「CBR400Rフォア Eクラッチ」。同時に発表されたネイキッドバイク「CB400スーパーフォア Eクラッチ」の影に隠れがちですが、実際に2台を乗り比べてみると、「こちらが本命なのでは?」と感じさせる高い完成度が印象的でした。
1990年代、「CBR400RR」に憧れたライダーは少なくないはず。“普通二輪免許”で乗れる4気筒エンジン搭載のフルカウルロードスポーツバイクでしたが、その系譜は2000年前後に途絶えてしまいました。
2013年に「CBR400R」というネーミング自体は復活したものの、そこに搭載されていたのは2気筒エンジン。4気筒エンジンの魅力を知る世代にとって、名前は同じでも中身は別物だったのです。
このように、ホンダの400ccクラスの4気筒エンジン搭載フルカウルロードスポーツバイクは四半世紀以上も空白状態が続いていましたが、新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」の登場でその状態についに終止符が打たれたのです。
新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」の基本骨格や足まわり、エンジンなどは、「CB400スーパーフォア Eクラッチ」と共通。ただし、フレームはシートレール部分が専用設計となっているほか、別体構造ではないのでフレーム自体も専用のものとなっています。
さらにマフラーも、ブラック仕上げで、やや“カチ上げられた”形状となるなど、専用のデザインと内部構造を採用。また、吸気系にはツインラムエアダクトが採用され、左右のヘッドライト下部からエアクリーナーへとダイレクトに走行風を導く構造となっています。

エンジンは、ホンダの400ccフルカウルモデルとしては久々の採用となる並列4気筒。最高出力は58ps(43kW)/1万1500rpm、最大トルクは38Nm/9750rpmを発生。かつて「CBR400RR」は、初期モデルが59psを発生していたものの、最終モデルは自主規制値の変更で53psとなっていました。新型「CBR400Rフォア Eクラッチ」のスペックは、当時のレーサーレプリカを知る世代のライダーも不満を感じることはないはず。エンジン外観も専用のブラック仕上げとされています。
ルックスは、かつてのレーサーレプリカや、近年のスーパースポーツバイクのレースシーンを思わせるデザインとは一線を画すもの。金属を削り出した面を組み合わせたようなカウルのシルエットは都会に馴染みます。フロントライトはシャープなイメージで、近未来的な雰囲気に仕上がっています。

足まわりは、KYB製のΦ41mm倒立フォークに、プロリンク式リアショックの組み合わせ。フロントブレーキは、ニッシン製の4ポッドラジアルマウントキャリパーをダブルで装着しています。また、ブレーキホースも素材を吟味し、ブレーキレバーを握る強さに合わせて過渡特性をコントロールできるよう配慮されています。
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