過酷な北海道でも“おっ!”と驚く安心感 ブリヂストンの新スタッドレスタイヤ「ブリザック・アイスピーク」を試してわかった 氷上・雪上性能の進化とは
実際に走ったブリザック・アイスピークの感覚とは
テスト車はトヨタRAV4でタイヤサイズは225/65R17 106Q XL、空気圧は前後230kPaです。

走り始めてすぐにハンドルがよく効くことがわかり、安心して乗ることができました。タイトコーナーで出口がきつくてもハンドルを切り足すことでついて来ます。アクセルオンでアンダーステアが出そうになっても、切り足すとゆっくりリアが出てハンドルを助けてくれます。このように雪上でなかなか気持ちいい走りを楽しめました。
障害物回避も試しました。少しスピードを上げて強めのレーンチェンジを試みましたが、ハンドルに忠実にクイックな動きができて良かったです。
操舵速度を速く、操舵角も大きくしたときに、リヤが滑り出しても挙動はゆっくりでコントロールはしやすくクルマの姿勢が乱れることはなかったので、ドライバーとしては安心感が高かったです。
ブレーキの効きも良かったです。強いブレーキでABSが作動したときも、RAV4のABSとアイスピークのグリップのマッチングも良さそうで、しっかりと制動距離を縮めながらもハンドルが効く状態を保ってくれました。
試乗中ずっとタイヤのケース剛性が高い感じがあり、ドライバーにとってはタイヤのしっかり感につながり、コントロールできるという安心感になっていると思いました。
やはり高荷重に耐えられるようにトレッドコンパウンドやトレッドパターンデザインだけでなく、タイヤのケースまで合わせて設計したのだということが感じられました。

ハンドルの直進付近のニュートラル感が良いのはWZ-1もそうですが、それ以上に手応えのしっかり感があり、応答性は自然でスムーズで、微小舵から雪上とは思えないほど正確に動いてくれるため、操作感としてのブカブカ感がないのが良かったです。
このブリザック・アイスピークを先代のDM-V3と比べると、圧雪路でのハンドリング性能で優り、氷上のブレーキ性能に優れ、摩耗性能で優位に立つと言えると思います。特に車重があるモデルやパワーがあり鋭い加速をするクルマには合っているタイヤです。
ブリザックWZ-1とはタイヤサイズが重なるところもあるので、選択を迷ってしまうケースもあるかもしれませんが、ハイパワー系、重量系のモデルならアイスピークが合うと思います。氷上での制動力やウエット性能、またタイヤ騒音などの静粛性を重視するならブリザックWZ-1という選択が良いでしょう。
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