新幹線も特急だって5日間乗り放題の「大人の休日パス」スペシャルまもなく登場 秋の北海道・東北を楽しむ“夢のきっぷ”を使って 「元気なうちに行きたい東北の観光地」5選
他にもある 元気のあるうちに行っておきたい観光地
●2446段に挑戦! 山形・羽黒山
もうひとつ、山形で「歩けるうちに行っておきたい」のが羽黒山です。

こちらはさらに強烈。随神門から山頂まで続く石段は、なんと2446段。ただし、五重塔までは約300段、徒歩10~15分程度で到達でき、山頂までは片道約60分が目安です。山頂へは自動車道もありますので、体力に合わせて楽しむこともできます。
つまり「全部登らなければならない」という場所ではありません。
だからこそ、元気なうちは2446段に挑戦してみたい。
JRで鶴岡まで行き、バスなどを利用して羽黒山へ。参拝後は鶴岡の街で食事を楽しみ、庄内地方に泊まる。これなら2日間でも十分です。
●白神山地の入口へ! 十二湖・青池
「階段はちょっと……」という人には、青森県の十二湖がおすすめです。

五能線の十二湖駅からアクセスできる、白神山地の麓に広がる湖沼群。そのなかでも有名なのが、鮮やかな青色に見える「青池」です。
十二湖は、単に青池を見て帰るのではなく、ブナの自然林を歩きながら湖沼を巡るのが魅力。JR東日本も「十二湖トレッキング」を紹介しています。
ただし、ここは今回のスペシャルの利用期間が11月26日~12月5日であることには注意が必要です。
十二湖は12月~3月が冬季閉鎖となり、冬期間は路線バスも運行しません。訪問する場合は、その年の営業状況や交通手段を必ず確認したいところです。
むしろ「大人の休日パスで東北へ行くなら」という年間を通した旅の候補として考えたい場所でしょう。指定券を取れば人気の観光列車「リゾートしらかみ」も大人の休日パスで乗ることができます。
●14kmを全部歩かなくてもいい! 奥入瀬渓流
青森でもうひとつ外せないのが奥入瀬渓流です。

十和田湖から焼山まで約14km続く渓流で、遊歩道を歩けば、滝や清流、苔むした岩など、奥入瀬ならではの景色を間近で楽しめます。
14kmと聞くと身構えてしまいますが、もちろん全部歩く必要はありません。バスなどで移動しながら、気に入った区間だけ歩くという楽しみ方もできます。フルコースを歩けば約4時間のトレッキングになります。
「今日は石ヶ戸から雲井の滝まで」「翌日は十和田湖を散策」といった具合に、無理をしないのが大人の旅。
なお、JRバス東北の路線バスは「大人の休日倶楽部パス」では利用できないため、バス代は別途必要です。
●ロープウェーで山へ! 八甲田
最後は青森の八甲田山です。

ここは「登山」ではなく、ロープウェーを利用して山歩きを楽しめるのがポイント。八甲田ロープウェーはJR青森駅からJRバスでアクセスでき、山頂公園駅からは30分程度の散策コースから約4時間の登山コースまで、体力に合わせたルートがあります。
つまり、50代なら「ちょっと歩いて絶景を見る」もよし、体力に自信があればしっかり歩くもよし。
ただし、11月下旬以降は冬山の季節。天候や積雪状況によってコンディションが大きく変わるので、無理は禁物です。
※ ※ ※
今回紹介した5か所を、5日間ですべて回る必要はありません。
むしろ、そんな旅をしたら疲れてしまいます。
山寺なら「山寺+山形」、羽黒山なら「羽黒山+鶴岡」、十二湖なら「五能線+白神山地」、奥入瀬なら「十和田湖+奥入瀬」、八甲田なら「青森+温泉」というように、ひとつの目的地を旅の中心にして、周辺をゆっくり巡る。
これこそが、50歳からの「大人の休日パス」の使い方ではないでしょうか。
新幹線に乗って遠くへ行くことだけが、このきっぷの魅力ではありません。
「いつか行きたい」と思っていた場所へ、まだ自分の足で歩いて行けるうちに行っておく。
そんな旅を2泊3日、あるいは1泊2日で楽しみ、残った日は別の旅に使う。
5日間乗り放題だからこそ、急がない…これが「大人の休日パス スペシャル」で楽しむ、これからの東北旅のスタイルなのかもしれません。
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