アルファ ロメオ新型「クオーレロッソ」パリショーで世界初公開!全長4.7mの「美しすぎる2+2クーペ」は市販化される?
今後のデザインや技術の方向性を示すコンセプトカー
ステランティスの伊ブランド、アルファ ロメオは2026年10月12日、フランスで開催されている「パリモーターショー2026」で、新たなコンセプトカー「クオーレロッソ(Cuorerosso)」を世界初公開しました。
イタリアの美意識とスポーティな走り、そしてブランドを象徴する赤をテーマに、アルファ ロメオが目指す未来のクルマづくりを示したモデルです。
車名の「クオーレロッソ」とは、イタリア語で「赤い心」を意味する言葉。アルファ ロメオが大切にしてきた美しさやスポーツ性、そしてドライバーの感情を揺さぶるクルマづくりを、次世代のデザインへとつなげる狙いがあります。

ボディは全長約4.7mの2+2シータークーペ。グランツーリスモの優雅さとスーパーカーの存在感を融合させたスタイリングが特徴です。
流れるような面構成に加え、くさび形のシルエットや、ブランドの伝統を受け継ぐフロントグリルなどを現代的に再解釈。フロントのライトには、心臓の鼓動を思わせる表現も取り入れられています。
注目は、光の当たり方によって表情を変える専用ボディカラー「リキッド・インク・レッド」です。鮮やかな赤から黒に近い色合いまで変化し、まるで液体金属のような奥行きを感じさせます。イタリアの職人技を生かした素材選びも含め、単なる造形美にとどまらない仕上がりを目指しました。
インテリアもドライバーを中心に設計。運転への集中度に応じて表示方法が変化するメーターや、直感的な操作を重視したコントロール機構を採用しています。
パワートレインについては、将来の幅広い電動化を見据え、BEV(電気自動車)、プラグインハイブリッド、マイルドハイブリッド、フルハイブリッドを想定。高性能仕様として、2.9リッターV型6気筒エンジンと電動化技術を組み合わせた四輪駆動システム「Q4」も構想に盛り込まれています。

なお、クオーレロッソは特定の量産車を予告するモデルではなく、今後のアルファ ロメオのデザインや技術の方向性を示すコンセプトカーです。
ただし、アルファ ロメオ公式サイトでは、クオーレロッソで示した新しいデザイン言語が2028年から登場する新型車に反映されると説明しています。つまりクオーレロッソがそのまま市販化されるというよりも「次世代アルファ ロメオ」のデザインおよび走りを方向づける原型と考えるのがよさそうです。
パリモーターショーのアルファ ロメオブースでは、このほか、ヨットチーム「ルナ・ロッサ」との協業から生まれた特別仕様車「エディツィオーネ・ルナ・ロッサ」をジュニア、トナーレ、ジュリア、ステルヴィオに設定。33台限定ですでに完売した「33ストラダーレ」も、パリのために特別な装飾を施した仕様で展示されています。さらに、誕生60周年を迎えた1966年の「デュエット」スパイダーも登場。新たな未来像から歴史的名車まで、アルファ ロメオの魅力を一堂に楽しめる展示となっています。
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