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マツダのエントリー車は「マツダ2」から2027年登場の次期型「CX-3」へ! 次世代デザインを示した“小さなコンセプトカー”との関係は?

「マツダ2」に代わる次期型「CX-3」は2027年登場! エントリーモデルはSUVへ

 マツダは先ごろ公表した「マツダ統合報告書2026」において、2027年からタイで生産する次期型「CX-3」を、日本とASEAN市場に導入する計画を明らかにしました。

 さらに、マツダの取締役経営役員CTO(最高技術責任者)の梅下隆一氏は、同報告書において次期型「CX-3」を「マツダ2」に代わる新時代のエントリーモデルと説明しています。

 マツダのコンパクトカーといえば、長年にわたって「デミオ」がその役割を担い、2019年の車名変更以降は「マツダ2」が受け継いできました。同報告書によって、日本とASEAN市場では、マツダのエントリーモデルがコンパクトハッチバックからSUVへと移行することが明らかになりました。

「CX-3」は2015年に登場したコンパクトSUVで、2026年2月末に日本向け車両の生産を終了。マツダの新時代のエントリーモデルと位置づけられる次期型「CX-3」については、現状、ボディサイズやパワートレイン、デザインなど詳細はまだ明らかになっていません。

 そんな中、ドイツマツダの公式Facebookページは、2026年10月中旬、あるコンセプトカーを改めて紹介しました。

 投稿されたのは、「ジャパンモビリティショー2025」で世界初公開された「マツダ ビジョン クロスコンパクト(MAZDA VISION X-COMPACT)」です。

 投稿の内容は「マツダのコンセプトカーをどれくらい知っていますか?」という問いかけから始まるクイズ形式。車両のディテールを少しずつ見せ、最後の写真で「マツダ ビジョン クロスコンパクト」の全体像を披露しています。

「マツダ ビジョン クロスコンパクト」
「マツダ ビジョン クロスコンパクト」

 新型車の発売を予告する内容ではありませんが、マツダが将来の小型車として提案した「マツダ ビジョン クロスコンパクト」を、欧州の公式アカウントが再び取り上げたわけです。

●ドイツ公式が再び紹介した“小さなマツダ”! 次期型「CX-3」にデザインを継承?

マツダは現時点で、次期型「CX-3」と「マツダ ビジョン クロスコンパクト」の直接的な関係を明らかにしていません。

「マツダ ビジョン クロスコンパクト」は、マツダが2035年を見据えて開発したコンセプトカーで、従来のマツダ車とは異なる塊感のあるフォルムに、愛らしさと力強さを併せ持つフロントマスクを組み合わせています。

 ボディサイズは全長3825mm、全幅1795mm、全高1470mmと発表されており、SUVというよりも、コンパクトなハッチバックを思わせるスタイリングを採用しています。

 開発コンセプトは「親友のようなクルマ」。人の感覚をデジタル化する技術と共感型AIを組み合わせ、ドライバーとクルマが親しい友人のような関係を築く未来を提案したモデルです。

 注目したいのは、「マツダ ビジョン クロスコンパクト」のデザインに携わった人たちの発言です。

 2025年11月にマツダが公開したインタビューでは、シニアフェロー ブランドデザインの前田育男氏が、従来のエレガントな魂動デザインとは異なる方向性を模索し、思わず欲しくなるような親しみやすいクルマを目指したと説明しています。

 また、エクステリアのリードデザイナーを務めた槇野遼馬氏は、マツダ初の乗用車「R360クーペ」を引き合いに出し、マツダの小型車に新たな歴史を刻みたいという思いからデザインを始めたと語っています。

 さらに、デザイン本部長の木元英二氏は、今後の量産車をデザインする上での指針になると説明。ただし、コンセプトカーのデザイン要素を単純に組み合わせるのではなく、新たな表現を加えていく考えを示しています。

 こうした発言を踏まえると、「マツダ ビジョン クロスコンパクト」の塊感あるフォルムや親しみやすい表情が、今後のマツダ車に取り入れられる可能性が十分考えられます。

 次期型「CX-3」は、「マツダ ビジョン クロスコンパクト」のデザイン要素をどこまで受け継ぐのでしょうか? 新しい小型車のあり方を探るマツダのデザインチームの取り組みを知れば、2027年に登場する次期型「CX-3」の姿に興味が湧いてきます。

Gallery 【画像】愛らしいフロントマスクと塊感あるフォルムが新鮮! マツダの“小さなコンセプトカー”を写真で見る(30枚以上)

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